先日インスタグラムでもお知らせしましたが、英国 ガジアーノ＆ガーリングより

ユニオンワークス別注モデルが少量限定で入荷しました。

今回、別注オーダーするきっかけになったのはこちらの画像

GGのオフィシャルInstagramにUPされていたビスポークシューズを見て

「なんとスマートな。。。かっこいい。。。」

一目見て惹かれました。

すぐに似寄りの既成モデルがないか探しましたが、ガジアーノの既成モデルにはありませんでした。

そこでタッセルローファーのCorhiche（コーニッシュ）をベースにタッセル部分を上の画像と同じリボンタイプでやれないか？と相談したところ

ありがたいことにOKをいただき即オーダー！

バランス良く仕上がるかドキドキしながら

首を長〜くして待つこと半年以上。

届いた靴がこちら！

んーーー素晴らしい！

アッパーのデザインとの相性もバッチリ。

ビスポークとかなり近い感じで上がってきました。

まず目につくのがリボンタッセル。

一般的なタッセルよりもボリュームがありラグジュアリーな印象。

GGのエレガントなデザインとは相性○です。

そもそも既成履ではほとんど見ないですよね。

パッと思いつくメーカーはアンソニークレバリーくらいでしょうか。

ラストはKN１４。

スリッポンに相応しい、踵が小さく甲が低めなセミスクエアトゥのスリッポン専用のラストです。

しっかり吊り込まれていますので上から見てもコバの張り出しが少ないですね。

ノミで削ぎ落としたようなチゼルトゥ。

モカ部分のライトアングルステッチは一定のピッチで歪みもなく完璧。

一般的なモカステッチよりも高度な技術が必要な手法です。

また、他メーカーの一般的なモカステッチと比べピッチが細かいのでよりエレガントに見えます。

アッパーのマテリアルは肌理細かいカーフ。

定番で展開していますチェルシーⅡやケンブリッジと同じ革を使用しています。

既製品とは思えないウエストの絞りに吊り込みの深さ。

キュッと絞られたヒールカップ。

どの角度から見ても本当に美しく、GGのラストやデザインが秀逸であることを再認識させられます。

コバの仕上げや

ヒールエッジの仕上げも流石。美しいです。

底材にはイギリスの老舗タンナー【J&F.BAKER】のオークバークが採用され、ストイックにカラス仕上げ。

光の反射でも分かる通り、ウエストが盛り上がるフィドルバック仕様で底面も抜かりなしです。

今回のスリッポンはアッパー、ソールに加え

ライニングも全て黒で統一したオールブラック仕様。

ストイックにカッコ良くを意識してオーダーしました。

以下着用イメージ

エレガントな靴ですのでドレスはもちろんですが

あえてデニム等のカジュアルなトラウザーズと合わせても違和感ないです。

もう少しノーズが長かったり、エッジが効きすぎてると途端にイヤらしさが出るのでこうはいきません。

エレガントなのにイヤらしさを感じないと言いますか。本当に良い塩梅なんですよね。

ぜひ実際に見て、試着して感じていただきたいです。

履き心地は足全体が包み込まれるようなフィッティングですが

特に感動したのがウエストから踵のフィット感。

この履き口を見ていただくと分かりますが、ヒールにかけて既製品と思えないような形をしています。

ラストが秀逸なことはもちろん、吊り込みを大事にして時間をかけていることが伺えます。

GGのラストは立体的でツイストが効いています。

市販の汎用品でも入れないよりは良いですが、変形してしまいますので

GGの靴に関しては特に純正のシューツリーをオススメします。

２度目となるGaziano&Girlingのリミテッドシューズ。

今回も限定10足でのご用意です。

サイズは5h~9まで

価格は１８７，０００（Tax in）

極少量の入荷のため基本的に横浜店にて販売します。

他店にてご試着希望の方は7/18(月)以降、横浜店までお問い合わせください。

7/15(金)12：00〜より販売開始です。

※オンラインストアからもご購入いただけます。

ビスポーク出身の２人がトップのメーカーのGaziano&Girling。

所有されている方はご存知かと思いますが、

忖度なしでマテリアル、作り込みの良さは間違いなく１位２位に入ります。

スリッポンをお探しの方いかがでしょうか。

ありがとうございました。

横浜店　シン