【 RED WING 】レッドウィング アイリッシュセッター “9106” カビのクリーニング&オールソール Vibram#4014

【 RED WING 】レッドウィング アイリッシュセッター “9106” カビのクリーニング&オールソール Vibram#4014

Dec 29, 2023

 

2023年12月27日(水)〜2024年1月4日(木)の期間

ユニオンワークスは年末年始休暇を頂戴しております。

期間中は大変ご不便をおかけいたしますが

何卒ご了承くださいますようお願い申し上げます。

 

レッドウィングの定番アイリッシュセッター。

ブランドの顔といっても過言ではないモデルですね。

 

一見すると8875のように見えますが…

こちらは9106というモデル。

 

アッパーとウィズに違いがあり

8875は使われているレザーがオロラセットポーテージ、ウィズは基本Eウィズ。

9106はカッパーワークスミス、ウィズはDウィズ。

8875よりも9106の方が少し暗い色味です。

 

9106は私も所有しておりこの暗い色味が気に入って

購入した9106が初めてのレッドウィングでした。

 

今回はソールのお修理でのお持ち込み。

 

フロント部分の擦り減りや

 

ヒール部分の擦り減りが見受けられます。

 

ソールの擦り減り以外にも…

 

ウェルトにカビが生えており

 

シューレースを解いて羽根を広げてみると

そこにもカビが生えていました。

この部分は着脱の際にシューレースを

全て解くことも少ないので中々気付きにくい所ですね。

 

今回はソールのお修理とカビのクリーニングを行わせて頂き

 

シャフト部分の変形も気にされていましたので

こちらも可能な限りメンテナンスさせて頂きました。

 

仕上がりがこちら。

 

Vibram #4014

今回アウトソールに採用したソールはVibram#4014。

レッドウィングのオールソールでは定番の修理材料です。

 

オリジナルトラクショントレッドソール同様に

滑りにくく耐久性に優れ、クッション性の高いソールです。

 

ウェルトに発生していたカビはクリーニングを行い

完全に除去することができました。

 

羽根を広げた場所に発生していたカビも綺麗に消えています。

 

シャフト部分の変形は革に癖がついてしまっているので

着用を重ねると元の形に戻ってしまう可能性が高いですが

クリーニングを行うことで一旦はシャキッとします。

 

今回はオールソールとカビのクリーニングを行いました。

 

カビは種類や発生してから経過した時間によっては

完全に除去できないものもあったりします。

お持ちの靴にもしカビが発生してしまったら

お早めにお持ち込み下さい。

跡が残ることなく除去できるかもしれません。

 

また弊社では様々なレッドウィングの

カスタムやお修理をお受けしております。

こちらからこの他の事例をご確認頂けますので

合わせてご覧下さい。

 

ご不明点ございましたら

どうぞお気軽にお問い合わせ下さい。

 

皆様のご来店、心よりお待ちしております。

 

ありがとうございました。

 

青山店 中田