【 RED WING 】レッドウィング アイリッシュセッター “875” ヒールのリペア

【 RED WING 】レッドウィング アイリッシュセッター “875” ヒールのリペア

May 01, 2023

レッドウィングの定番

アイリッシュセッター875をお預かり。

オロイジナルレザーからオロレガシーレザーに

変更された後のモデルですね。

オロイジナルレザーとオロレガシーレザーの

在庫が混在していた移行期

当時私は875を所有しておらず

どちらのモデルを購入するか悩んだものです。

その時はオロレガシーレザーのモデルを購入しましたが…

今ではというと結局

オロイジナルレザーのモデルも所有しています笑

さてさてここからが本題。

今回はソールのお修理でのお持ち込み。

まだミドルソールまでは到達していないとはいえ

元々厚みのあるヒール部分が

ここまで擦り減っている状態。

見た目ももちろんそうですが歩行時に影響が出る前に

この程度まですり減っていれば修理をお勧めします。

ソールの中央はまだまだ厚みがあるので

今回はヒール部分のお修理をさせて頂きました。

https://www.union-works.co.jp/repair/vibram-sole-heel-attach/

オリジナルのソールに近い材料を使用し

ヒール部分の補強をさせて頂きました。

柄の無い材料で補強することも可能ですが

折角修理するなら、ということで

こちらの材料を選択して頂きました。

オリジナルのソールと比較すると多少色の差はありますが

履き込むことで気にならなくなるかと思われます。

修理部分だけではなくソールの外周全体を整えたので

エッジ全体が綺麗に仕上がっています。

オリジナルトラクショントレッドソールは

履く頻度や環境にもよりますがかなり丈夫な印象。

その為オールソールしなくても

今回のようにヒール部分のみの

お修理で済むケースもございます。

その際に柄の無い材料ではなく

オリジナルに近い材料を使用し修理することは

靴を長く愛用する上での

楽しみ方の一つではないかと思います。

ご不明点ございましたら

どうぞお気軽にお問い合わせ下さい。

皆様のご来店、心よりお待ちしております。

ありがとうございました。

青山店 中田