ものすごい湿気と暑さ、日本は東南アジアのようになってしまったのかと感じるほどです。
さらに今年はスコールのような急な雨も多い気がしています。
急な雨、靴好きにとっては堪えますね。
そんな時期は、急な雨でも対応しやすい靴を選びがちになるかと思います。
その選択肢の中にパラブーツの靴が入ってくるという方多いのではないでしょうか。
ワックスの含有率が高い革、ノルウィージャン製法にラバーソールといった部分が耐久性、耐水性に優れていると言われています。
今回はパラブーツの代表的なモデル、ミカエルの修理をご紹介します。
甲の部分にアザラシ毛を採用したミカエルフォックというモデル。
ソールはオリジナルのMARCHEⅡが付いています。
つま先やヒールのすり減りが見られますが、部分修理でまだまだ履けるレベル。
しかし今回は、
『秋冬メインで履いていた物を春夏も履けるようにライトな印象に変えたい』
というオーナー様のご要望でソール交換させて頂くことになりました。
併せて、破れたカウンターライニングの修理もさせていただきました。
仕上がりがこちら
ヴィブラム100ソールでソール交換しました。
ハニーというソールカラーを採用したことでかなりライトな印象になったのではないでしょうか。
カウンターライニングも似寄りの革で修理し、完成です。
これで春夏にも違和感なく履けるようになったかと思います。
ご希望に合わせた修理を提案いたしますので、お気軽にご相談ください。
ありがとうございました。
