今回は Rick Owens DRKSHDW（リック・オウエンス・ダークシャドウ） のスニーカーに施したソール補強のご紹介です。

こちらがオリジナルのソール。

ギザギザのパターンが内側寄りに配置されているため、

数回の着用でエッジ部分が擦れはじめています。

もちろんこのまま履き込むのも粋ですが、決してお安くはないスニーカーですし、

できれば長く大切に履きたいというのが本音ではないでしょうか。

そこでおすすめしたいのが、先日から取り扱いを始めたこちらのソール補強。

新材料のご紹介　Vibram＃342　

Vibram342 (ミニリップルソール)。

オリジナルとよく似たパターンで、雰囲気を壊さずに自然な補強が可能です。

また、Rick Owensのスニーカーは完全な真っ白ではなく、独特の黄味がかったトーンのソールです。

そのため、通常の白いVibram 342を貼ると、わずかながら色味の違いが気になることも。

そこで今回は、関西の名店「atelier kato／アトリエカトー」さまからご提供いただいた

特別仕様の”バニラカラー”を採用しました。

Rick Owens特有のソールカラーに限りなく近づけた、こだわりの別注品です。

それでは仕上がりを。

色味は申し分ない仕上がり。

オリジナルの雰囲気を損なうことなく、違和感のない自然な仕上がりとなりました。

さらに、Vibram342はオリジナルよりも耐久性が高く、適度な厚みもあるため、今後しばらくは安心してお履きいただけます。

また、補強ソールの範囲を雰囲気を崩さない程度に外側に広げて貼っていますので、本体も削れにくくなっています。

今回のようにまだ減りが浅い段階であれば、見た目も非常にきれいに仕上げることができます。

ただし、すでに削れが進行してしまっている場合は、どうしても仕上がりに影響が出てしまうことも。

長く大切に履きたい一足だからこそ、早めのご相談をおすすめします。

今回も最後までご覧いただき、ありがとうございました。

シン