スニーカーも修理できますか？
このようなご質問をよくお受けします。
出来ます。
厳密にいうと革靴と比べ修理出来る幅は狭くなってしまいますが、
内容によってはお受けしております。
革靴と違いスニーカーは履き潰しを前提で作られている物が多く、
お客様もそれを理解されているからこその、この質問なのでしょう。
そんな訳で今回はスニーカーの修理紹介です。
コモンプロジェクトのスリップオン。
履き下ろし前にソール補強されたようです。
シャークソールが良いアクセントになっています。
まだソールの厚みはありそうですが、爪先、ヒールが大分削れています。
爪先、ヒールのみ部分的に補修も可能ですが、今回は丸々ソールを張り替えます。
使用するのはVibram#7124（リップルソール）。シャークソールとも呼ばれたりしますね。
因みにリップルは日本語でさざ波を意味し、シャークはギザギザの歯のイメージからこの名前がついているのだと思います。
特徴的な見た目、屈曲性に優れ柔らかな履き心地からカスタム修理としても人気の高いソールです。
元々貼ってあったソールよりも少し厚みがあり、ギザギザの間隔が広いです。
お客様にお伝えした所・・・
全く問題ない、むしろボリュームを出したかったから好都合との事で安心してこのまま進めます。
張り替え後はこちら。
ボリュームは出ましたが、違和感無く仕上がりましたね。
厚みが出た分、耐久性も上がりました。
皆様のご利用お待ちしております。
最後までお付き合い頂き有難うございました。
横浜店 山田
