今回お修理するのはレッドウィングのアイリッシュセッター。

お持ちいただいたソールの状態は

オリジナルのトラクションソール。

カカトがやや削れてるくらいですが
よく見るとソールとミドルソールの間に隙間ができています。

少し剥がれてるくらいと思いきや

僅かな力でも剥がれてしまいました。

経年劣化でソールが剥がれてくる事はよくある事例です。
お持ちのブーツも購入されてある程度時間が経っているのであれば
出かける前にチェックしてみると良いかもしれませんね。

今回はソールが経年劣化で剥がれていますので
お修理メニューはオールソール交換。

お選びいただいたのは

ビブラムの100番ソールになります。

Vibram #100

お修理後がこちら。

オリジナルのトラクションに比べるとだいぶ印象は変わりますね。

ミドルソールには厚めの５ミリレザー。

ヒールは括れたシェイプのピッチドヒール仕上げ。

ロガーブーツやエンジニアブーツに多く見られる仕様です。

オリジナルのトラクションソールから

所謂ロガータイプに変更する場合、ヒールを中底に釘で固定しなければなりません。

釘の頭が足に触れないように

ハーフソックを新たに作りました。

これで雰囲気も新たにお履きいただけると思います。

レッドウィング以外でもお手持ちのブーツでお困り事がありましたら
お気軽にご相談下さい。

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