
今回お修理するのは、レッドウィングの8ホール・レースアップブーツです。

レースアップブーツといえば、履いたときのホールド感や無骨な存在感が魅力のひとつ。
ただ、その一方で「脱ぎ履きに時間がかかる」という悩みもつきものです。
紐の長さによっては、一番上のハトメから紐を外さないと足が入らないこともあり、
お気に入りなのに出番が減ってしまう…そんな経験をされた方も多いのではないでしょうか。

そこでおすすめしたいのが、ハトメを「フック」に交換するちょっとしたカスタムです。
上から数列をフックに変えるだけで、脱ぎ履きのストレスが驚くほど軽減されます。
気持ちよく履けることで、ブーツの登場回数もぐっと増えるはずです。

今回は上から3列を、オリジナルの雰囲気に近いアンティークゴールドのフックへ交換しました。

[Before]

[After]

[Before]

[After]
金具を入れ替えるだけで、表情が少し引き締まりつつも自然に馴染みます。
仕上がりは「初めからこの仕様だったのでは?」と思えるほど違和感がなく、見た目と実用性の両立に成功しました。
フックはサイズやカラーのバリエーションもございますので、幅広いブーツに対応可能です。
アンティーク調からシルバー系まで、お好みやブーツの表情に合わせてお選びいただけます。

「好きなのに履くのが少し億劫」
そんなブーツを、気軽に履ける相棒にアップデートしませんか?
ありがとうございました。
シン





