レッドウィングの定番ベックマン。

今では残念ながら廃盤となってしまいました。

そのため履き潰さずに修理をしながら

大切に履かれる方がここ数年で増えた印象です。

今回は履き込まれたソールの修理でのお持ち込み。

フロント部分のウレタンソールは摩耗し

パターンが一部無くなってしまっており

アウトステッチの擦り切れも見受けられました。

トップピースも擦り減りが見受けられ交換のタイミング。

フロント部分のソールと

トップピースの交換をすればお履き頂けそうですが

今回はオーナー様のご意向でオールソールすることに。

仕上がりがこちら。

Vibram #705

ホワイツなどによく採用されている

Vibram#705ソールでオールソール。

Vibram#700のハーフソールタイプです。

Vibram#700同様に滑りにくく耐久性に優れたソールです。

とにかくワークブーツとの相性は抜群。

トップピースはカバーグヒールを採用。

こちらもワークブーツとの相性が良い材料です。

フロント部分に合わせてVibram#700ヒールを

お選び頂くことも可能です。

サイドビューはオリジナルの仕様よりもやや無骨な印象。

フロント部分と

ヒール部分のボリュームが増し印象が変わりましたね。

ヒール部分はウエスト部分を括れさせる

ピッチドヒール仕様。

アウトステッチはオーナー様のご希望で

ブラックカラーで仕上げています。

無骨ながらもどこかエレガントな佇まい。

ホワイツのセミドレスブーツに近い雰囲気を感じます。

今回はベックマンソールからVibram#705へ

カスタムさせて頂きました。

【 RED WING 】レッドウィング ベックマン “9014” 加水分解してしまったら

加水分解しやすいフロントのウレタンソールは

オールソールしなくても今回使用したVibram#705を

部分的に使用してお修理することも可能ですので

合わせてご検討下さい。

また弊社では様々なレッドウィングの

カスタムやお修理をお受けしております。

こちらからこの他の事例をご確認頂けますので

合わせてご覧下さい。

ご不明点ございましたら

どうぞお気軽にお問い合わせ下さい。

皆様のご来店、心よりお待ちしております。

ありがとうございました。

青山店　中田