クレープソール。
屈曲しやすく弾力があり、さらに高いグリップ力も備えた、非常に歩きやすいソール。
しかしその反面、湿気や熱に弱く、履く季節や保管状況によってはベタつきや硬化が起こりやすいのも事実です。
それらを差し引いても唯一無二の履き心地があり、このソールの虜になっている方も多いのではないでしょうか。
本日は、そんなクレープソールのソール交換をご紹介いたします。
ご依頼いただいたのはこちらのALDEN。



大部分に天然ゴムのクレープソール、つま先部分のみレザーに切り替えられているのが特徴のプランテーションソール。

分厚くグリップ力の高いクレープソールは、つま先まで同素材だと地面に引っかかりやすく、
躓きやすいという側面があります。
アメリカは室内でも靴を履く文化。
ただでさえ引っかかりやすいところに、絨毯の上を歩くとなると、なおさらです。
そこで、つま先部分をレザーにすることで滑りを良くしている、というわけです。
矯正靴をルーツに持つオールデンならではの、非常によく考えられたソールですね。
お持ち込みいただいた靴は、
・ヒールの削れ
・ソールの片減り
・全体的なベタつき
が見受けられる状態でした。

特にご依頼主様が気にされていたのが、このベタつき。
クレープソールの靴を履く以上、起こり得る症状ではあります。
しかし、ご依頼主様もこの履き心地に魅了されているお一人。
今回はオリジナルと同じ仕様で、ソール交換をさせていただきました。
仕上がりはこちら。

ベタつきも解消され、角もしっかり立ってシャキッとした印象に。

つま先はもちろんレザー仕様。

すっかり蘇りましたね。

まだ履いたことのない方は、ぜひ一度クレープソールをお試しください。
きっと虜になりますよ。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
横浜店 山田






