今回お修理するのはRed Wingのアイコニックブーツ #875　「Classic Moc Toe」。

1950年代に発売された#875は、その長時間履いても疲れにくい快適性と
良質なレザーから生まれる耐久性が支持されて今現在でもRed Wingの定番の１足となっています。

1970年代以降からワークブーツだけではなくファッションアイテムとして
ヨーロッパや日本でも愛される様になったブーツです。

お持ち込みいただいた時はオリジナルのトラクションソール。

そこまでソールが減っている状態ではありませんが
今回はカスタムをご希望でご相談いただきました。

現状よりボリュームを持たせたいというオーダーを承り

Vibramの#2021ソールをお選びいただきました。

Vibram #2021

お修理後がこちら。

だいぶボリューミーな仕上がりになったと思います。

#2021ソールにするだけでもボリュームは増しますが。

今回は通常１枚だけのミドルソールを

2枚に増やしてボリュームアップのカスタムを行いました。

分かりにくいかもしれませんが

一番上の層から、ウェルト、レザーミドル（３ミリ）
ラバーミドル（３ミリ）、＃２０２１ソールの順になります。

スポンジ素材の#2021は軽いので,ミドルソールを2枚に増やしても履きやすい仕様だと思います。

足元にボリュームを出したいけどブーツを重くしたく無い方には
お勧めのカスタム例だと思います。

是非ご参考になさってみて下さい。

レッドウィング以外のブーツもお修理は行なっております。

お手持ちのブーツでお困り事がございましたらお気軽にご相談下さい。

ベンチマーク　　フナヤマ