【 Edward Green 】エドワードグリーン ALBERT アルバート セメンテッド製法→マッケイ製法へ

【 Edward Green 】エドワードグリーン ALBERT アルバート セメンテッド製法→マッケイ製法へ

Feb 02, 2025

上質なベルベットを使用したエドワードグリーンのルームシューズ“ALBERT”

ライニングはレザーで足馴染みや強度を考えた作りをしています。

早速見ていきましょう。

いきなり靴の内部の画像で驚かれた方もいらっしゃるかと思います。

このようにソールがパカッと剥がれてしまって、お持ちいただきました。

ルームシューズですので、強度よりも履き心地重視のためソールは接着のみ。

いわゆるセメンテッド製法です。

また、ソール自体も薄くて強度は期待できません。

今後、外で履ける仕様にお修理していきましょう。

仕上がりがこちら。

地面との接地面がラバーになるようにハーフラバーソールとラバーヒールを施しました。

完成後の見た目ではわかりませんが剥がれたソールを接着後、中底からアウトソールにかけて縫い止めています。

いわゆるマッケイ製法に変更。

その後にハーフラバーソールを貼って補強。

縫いをかける為履き心地は少し硬くなってしまいますが、ソールがパカッと剥がれる心配は無くなるので、外で履く方にはオススメしております。

トップピースはほぼ同じ厚みのラバーヒールで交換。

サイドからの見た目も違和感なく仕上がっております。

今回はセメンテッド製法の靴のソール剥がれをマッケイ製法で修理いたしました。

レザーソールが剥がれてしまった場合にはこのようなお修理方法もございますのでお気軽にご相談ください。

皆様のご来店お待ちしております。

ありがとうございました。

青山店 網本