【Clarks】クラークス カウンターライニング

【Clarks】クラークス カウンターライニング

Jan 23, 2024

早いもので1月も残すところ1週間ほど。

つい先日2024年になったと思っていたのに2月がもうそこまで来ています。

時が過ぎるのはあっという間ですね〜。

改めて1日1日を大事にしようと思い直す今日この頃です。

 

さて、今回は知らない人はいないであろうClarks(クラークス)のワラビーブーツのお修理です。

 

 

直すのはソールでなくカウンターライニング(内側のかかと部分)。

 

 

擦り切れて芯材が見えている状態。

このまま履き続けると芯材が割れて型崩れを起こしてしまいます。

その前に補修をしましょう。

 

 

似寄りの革を切りだして加工し

 

 

カウンター部分を覆います。

 

 

続いて剥がれないようにステッチを。

 

 

元からカウンター部分にステッチがかかっていたので重ねて縫い付けました。

オリジナルからデザインの変更なしです☆

 

あとは糸処理をして、余った革をカットすれば・・・

 

完成です。

 

 

形状はオリジナルと全く一緒。

使用した革もかなり近いので、良い仕上がりになりました☆

 

短靴もそうですが、ブーツとなると特に内側をじっくり見ることはないと思います。

ライニングは意外と擦れて傷みやすいパーツですから、たまに内側も確認してみて下さいね。

芯材にダメージが出る前に、お修理をオススメします。

 

ありがとうございました。

 

横浜店 青山店 シン