バックル交換 ストラップ加工

バックル交換 ストラップ加工

Jul 12, 2023

本日7月12日は人間ドックの日らしいですね。

1954年7月12日に国立東京第一病院で、

日本で初めて人間ドックという名の検査が行われたことにちなんで記念日が設けられているそうです。

弊社の健康診断も毎年ちょうど今くらいの時期に行う事が多いです。

大体どの会社もこれくらいの時期に実施するところが多いのでしょうかね。

いつまでも健康でいたいものです。

 

余談はこれくらいにして、本日も元気に修理の紹介です。

 

本日はちょっとしたカスタムのご紹介。

手を加えるのはコチラのモンクストラップのチャッカブーツ。

 

お持ち込み時点で既にソールにはVibram社製のハーフラバーとトップリフトが貼られていて、

オリジナルと異なる仕様にカスタムされています。

Vibram Tank Half Rubber Soles

Vibram Tank Lite

 

弊社へのご依頼はアッパー面のカスタム。

 

バックルとストラップ剣先の形を変更します。

 

先ずはバックルから。

オリジナルはシルバーのスクエアバックル。

 

少し丸みのあるゴールドのバックルに変更します。

※ご希望のバックルが無い事もございます。

 

ステッチを解き、バックルをゴムごと外します。

 

ゴムは再利用可能でしたが、折角なのでコチラも新しいものに交換します。

オリジナルのタイプのゴムですと、

バックルの心棒が通っている箇所がバサバサとほつれてくる事が多いです。

 

今回はコチラのビラゴムと呼ばれるタイプのゴムを使用します。

 

ゴムの中央には無色の細いプラスチックの様なものが無数に配置されていて、

どの位置でも心棒を通しやすいように設計されています。

 

バックルを通すとこんな感じ。

 

こちらを元の位置にセッティングして縫い直します。

うん、良い感じの仕上がり。

 

 

次に剣先の加工をします。

オリジナルは片側がとんがった形のストラップ。

 

お客様のご希望は短くしたい且つ、このような中央がとんがったタイプで少し丸みを出してほしいとのこと。

 

剣先の形を変えた後にステッチをかけ直します。

剣先から数えて3つ目の穴を使用するとの事なので、3つ目に合わせて長さ調節しました。

こちらも上手く仕上がりました。

 

ストラップのあまり具合もちょうど良さそうですね。

 

逆足も仕上げて完成です。

 

雰囲気変わりましたね。

世界で一足の素敵な靴が完成しました。

 

皆様のご利用お待ちしております。

 

最後までお付き合い頂き有難うございました。

 

山田