
Dead Stock Vintage Shoes / Peal & Co Exclusivery For Brooks Brothers Made By Edward Green
Dead Stock Vintage Shoes / Peal & Co Exclusivery For Brooks Brothers Made By Edward Green
May 07, 2026
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渋谷店のデッドストックシリーズ
本日も素晴らしい1足をご紹介いたします。
エドワードグリーン製・ピールネームのブルックスブラザーズ別注です。

Size : UK 10 (US 10 1/2)
Width : 4 (D)
Colour : Black
Material : Calf
Accessories : Shoe Trees
Price : ¥253,000(¥230,000)

さて、ディテールをご紹介の前に、この靴についての物語を少し・・・
ピールとブルックスブラザーズとのつながりは1940年代頃からだそうですが、
ピールはビスポークブーツメイカーであったため、既成靴は作っていません。
そこで当時質のいい靴を作っているというエドワードグリーンに、
ブルッククスブラザーズに向けた既成靴の製作を依頼し始めたそうです。
ピールが1965年に幕を閉じるころまではエドワードグリーンが製作を請け負い、
その後はクロケット&ジョーンズやチャーチなどが製作を行っていたそうです。
1983年にエドワードグリーンが大きな転換点を迎えるころまでの製品の特長が見られる1足ですので、
新しく見ても1970年代頃までの1足だと思われます。

「 PEAL,LONDON 」 カッコいいスタンプです。

サイズ表記ですが、2段目の数字が1054とあります。
105と4に分けます。
105がレングスサイズ、アメリカ向け表記でUS10.5(UK10)に該当するとの事。
4はウイズサイズ、1=A、2=B、3=C、4=D、、、、となりますので、ウイズはDとなります。

手書きの数字が見られます。

こちらは80年代ころのエドワードグリーンの手書き数字。
なんとなく筆跡が似てませんかね。
こんなことを見つけながら靴を見るのも個人的な楽しみの一つです。

ディテールを見ていきます。
基本的にはピールがラスト(木型)や革を提供し、製作を依頼していたそうです。
トウの緩やかなラウンドシェイプがブルックスブラザーズ別注の特徴かと思います。

とてもいい革なんだろうなという質感です。
この辺は実際に見ていただきたい点です。
パーフォレーション(穴飾り)の断面もくっきりとしており、大小のコントラストも大きく、小さい方の穴もとてもきれいに開けられています。

とてもきれいな靴です。
手作業の方がきれいにまとまるところは非効率でも手作業で。
という比重で作られているのだろうという雰囲気を感じる靴です。

アッパーからソールにかけてのラインもとてもきれいです。

スワンネックとして広く知られているこちらのデザインは、
ピールフェイシングというピールのビスポーク靴のデザインからきているようです。
ちなみに、現在エドワードグリーンの靴にもこちらのデザインは施されていますが、最初からあったわけではなく、途中から採用され始めています。
では、いつから採用され始めたのか?
それが分かる資料が出てきたのですが、それはまた別の機会に記事にしてみたいと思います。

ソールはシングルレザーソールになります。

Made in Englandの刻印や、

PEALの刻印も入り、とても雰囲気あってカッコいいです。

最後に付属していたツリーですが、
こちらは、今のエドワードグリーンのツリーがおまけでついていました。
サイズは9程度で少し小さめですが、いい具合に収まります。

いろいろと歴史を感じる1足でした。
物としても大変すばらしい個体ですし、
この状態の物はなかなか出てこないのではないかと思います。
個人的にはもったいなくて履けそうにありませんが、
コレクションとしても価値ある1足ではないかなと思います。
お好きな方、渋谷店にございますので是非ご覧ください。
花田






