最近、海外からの修理のお問い合わせがとても増えています。

本当に、明らかに多いんです。

その理由が、どうやら分かりました。

実は約2ヶ月前、

YouTubeチャンネル『Making Z : すばらしい世界の職人技』さんで、弊社を取り上げていただいた動画が公開されました。

なんと、その動画が再生回数100万回を突破したそうです！

驚きとともに、心から感謝の気持ちでいっぱいです。

YouTubeというグローバルなプラットフォームということもあり、海外の視聴者さんも多かったようです。

靴に限らず、日本の職人技が海外でも注目されるのは、本当に嬉しいことです。

まだご覧になっていない方は、ぜひチェックしてみてください！

さて、ここからは本日の修理のご紹介です。

今回お預かりしたのは、Paraboot（パラブーツ）のAvignon（アビニョン）。

まずは状態の確認から。

ソールは中央のパターンが擦り減り、外側の片減りもかなり進んでいます。

ヒール部分もだいぶ削れていました。

ライニング（かかと内側の革）は破れて芯材が見えており、ソックシート（中敷き）も擦り切れてしまっています。

アッパー（表革）は乾燥が目立ち、色も少し抜けている状態です。

そこで今回は、

• ソール交換

• カウンターライニングの補修

• ソックシートの交換

• アッパーのメンテナンス

を行いました。

仕上がりがこちらです。

ソールには、VIBRAM #2070（TRENTO）を採用。クッション性に優れ、歩きやすさ抜群のソールです。

Vibram #2070 TRENTO

破れていたライニングは新しい革でしっかり補修し、ソックシートも新しくお作りしました。

最後にアッパーを磨きあげ、潤いと色ツヤを取り戻しました。                

良い感じに仕上がりました！

ユニオンワークスでは靴の修理はもちろん、バッグや革小物の修理も承っております。

お気軽にご相談ください。

皆さまのご利用を心よりお待ちしております。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

横浜店　山田