オールデン ソール交換#2060 『AIR』

オールデン ソール交換#2060 『AIR』

May 30, 2023

先日ずっと観たいと思っていて中々観れていなかった映画を観てきました。

「AIR/エア」です。

内容はこんな感じ。

 

1984年、人気がなく業績不振のナイキのバスケットボール・シューズ。

ソニーは、CEOのフィルからバスケットボール部門の立て直しを命じられる。

競合ブランドたちが圧倒的シェアを占める中で苦戦するソニーが目をつけたのは、

後に世界的スターとなる選手マイケル・ジョーダン

――当時はまだド新人でNBAの試合に出たこともなく、しかも他社ブランドのファンだった。

そんな不利な状況にもかかわらず、ソニーは驚くべき情熱と独創性である秘策を持ちかける。

負け犬だった男たちが、すべてを賭けて仕掛ける一発逆転の取引とは…!?

 

映画『AIR/エア』公式サイトより

 

感想はというとめちゃくちゃ面白かった!

ストーリーも結果も観る前からある程度分かっていたし、

過度な期待はしないでいたのですが、テンポとワードセンスですかね。

あっという間の2時間でした。

そういえば、作中で素敵な言葉が出てきたので一つご紹介します。

「ただの靴も誰かが履けば意味が生まれる」

靴を生業にしている者として響く言葉でした。

 

ここからは修理紹介。

本日もオールデンのソール交換です。

定番のプレーントゥダービーですね。

 

オリジナルのソールはレザーのシングル仕様。

ヒールにはお馴染みのアーコヒールが付いています。

 

あまり履く機会が減ってしまったので、イメチェンをご希望。

分厚く、より軽くクッション性を持たせたいという事で、ソール交換をしました。

 

今回使用したのがこちら。

Vibram #2060

 

空気がいっぱい含まれた発砲系のソール。

冒頭の「AIR」もここで回収出来ましたね笑

 

#2021というソールにも似ていますが、

#2060の方がやや薄く、横から見るとヒールからウェストにかけてくびれています。

 

#2021はこのラインがとても緩やかです。

Vibram #2021

 

#2060はオールデンで取り扱っているスーパークッションソールにとてもよく似ています。

厚みも出せて、軽くて柔らかいのでご希望通りのソールですね。

 

ソール交換後はこちら

 

ソール交換にあたってハチマキも交換しました。

張り出しを広くし、アウトステッチをぐるっと一周かけたのでヒール周りにもボリュームが出ましたね。

Before

 

After

 

素敵に仕上がりました!

これでこの靴にも新しい意味が生まれましたね!

 

皆様のご利用お待ちしております。

 

 

話は変わりまして映画『AIR/エア』上映終了後。

電車に揺られながら映画の余韻に浸る僕。

映画熱が込み上げてきたのでスマホで最近開いていなかったアマゾンプライムを開いてみる。

 

[あなたが興味ありそうな映画] 『AIR/エア』

え、、、、

 

アマプラで配信しとる、、、、

 

悔しかったんで。

その日にもう一度見ましたとさ。

 

お勧めです!

 

最後までお付き合い頂き有難うございました。

 

山田