先日、寄席に行って参りました。
元々落語は好きなのですが、寄席はこの日が初めて。
ちょっと敷居が高そうで足踏みしていたのです。
しかし、実際訪れてみるとそんな事はなく、老若男女多くのお客さんで賑わっていました。
落語だけでなく漫才や手品、曲芸、謎かけなど、
テンポよく次々と進行して行くので見ていて飽きない。
あっと言う間に閉館の時間を迎えていました。
寄席は、好きな時に入って好きな時に出ることができます。
暇な時間にフラッと立ち寄れる最高の娯楽。
お勧めです!
さて、ここからは修理のお話。
エドワードグリーンのベルジャンシューズの修理紹介です。
「ベルジャンシューズとは何ぞや?」と言う方は是非こちらのブログをご確認下さい。
まだ使用頻度も少なく、綺麗な状態。
ソールにハーフラバーで補強もしてあります。
一見すると修理の必要は無さそうなのですが、、、
実はソールとアッパーに剥がれが生じてきています。
セメント製法で作られている為、
接着剤が劣化してくるとちょっとした事がきっかけで、ペリペリと剥がれてきます。
今回はソールの再接着と再発防止の為にステッチで縫い留めることにしました。
仕上がりはこちら
元々貼ってあったハーフラバーを剥がした後、アウトソールと中底を縫い留めました。
所謂マッケイ製法というやつです。
縫い留めた後に、新しいラバーを貼って完成です。
横から見るとこんな感じ。
見た目変わらず、壊れ難くなりました。
最後に謎かけを1つ。
壊れた靴とかけまして、線香花火とときます。
その心は、「どちらも『はかない』でしょう。」
壊れて履けない靴がある方。
是非ご相談下さい。
最後までお付き合い頂き有り難うございました。
横浜店 山田