【MONTBLANC】モンブラン ブリーフケース ハンドル補修

【MONTBLANC】モンブラン ブリーフケース ハンドル補修

Jul 12, 2026

本日はバッグ修理のご紹介です。

今回お預かりしたのは、MONTBLANC(モンブラン)のブリーフケースです。

モンブランといえば万年筆のイメージが強いブランドですが、

少し調べてみるとバッグや時計、香水など幅広く展開しているようです。

私自身、筆記用具の印象が強かったので少し驚きました。

今回はハンドル修理のご依頼です。

こちらのハンドルは、根元部分がナイロンテープ、握る部分がレザーという仕様になっています。

まずは状態を確認していきます。

最も手に触れる部分ということもあり、レザー表面の仕上げが剥がれ、革の地が見えている状態でした。

 

さらに、エッジの仕上げ剤も剥離し、一部では革自体の欠損も見受けられます。

 

また、長年の使用により革が伸びてしまい、

中に入っている芯材の長さが足りなくなったことで、一部に歪みも生じていました。

以上の状態を踏まえ、今回はナイロンテープ部分はそのまま活かし、レザー部分のみを新しく交換することにしました。

 

それでは作業に入ります。

 

まずはナイロンテープからレザー部分を取り外していきます。

確認すると、芯材の位置が左右とも大きくずれており、やはり革の伸びが原因であることが分かりました。

幸い、非常に近い雰囲気の革をご用意できましたので、取り外したハンドルを新しい革にトレースしていきます。

トレースの際には、元のハンドルに生じていた歪みや欠損、さらに伸びてしまっていた分を考慮しながら補正を加えます。

 

その後、裁断作業へ。

あらかじめ一部のエッジを仕上げた後、ナイロンテープへ縫い付けていきます。

さらに芯材を巻き込みながら縫製を進めます。

最後にこのエッジの仕上げをして完成です。

 

仕上がりはこちら。

端までしっかりと芯材が入ったことで、ハンドル全体が見違えるほどシャキッとしました。

革の質感も非常に近く、まるでオリジナルのような自然な仕上がりです。

 

エッジも丁寧に整え、細部まで美しく仕上げることができました。

今回もに良い仕上がりになったのではないでしょうか。

ユニオンワークスでは靴の修理はもちろん、バッグや革小物の修理も承っております。

お困りの際は、ぜひお気軽にご相談ください。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

横浜店 山田