【Crockett&Jones】パイピング補修&カウンターライニング補修

【Crockett&Jones】パイピング補修&カウンターライニング補修

Jul 17, 2023

本日はスリッポンのパイピングとカウンターライニングの補修についてご紹介します。

 

 

お持込いただいた靴はクロケット&ジョーンズのローファー。

 

 

スリッポンは履き口がパイピング仕様になっているモデルが多く、

 

 

長く履いていると画像のように足と擦れて破けてしまうケースが多いです。

 

今回は破けたパイピングと一緒にカウンターライニング(腰裏)も薄くなっていましたので補修していきます。

 

 

まずはパイピングと似寄りの革を加工して上から被せます。

クルッと巻いたら次はカウンターライニングの補修。

 

 

こちらも加工した革を当てて

 

 

ステッチをかけて余った部分をカットすれば・・・

 

 

完成です。

 

 

うまく馴染んだのではないでしょうか。

 

 

両サイドを薄く漉いていますので、変に段差もありません。

 

 

若干補修箇所が厚くなりますが、履く分には気にならない程度です。

 

履き口は長く履いているとどうしても傷んできます。

そのまま放置すると靴の寿命が短くなったり、修理の仕上がりが悪くなるケースも。

気づいた時にその都度お修理することをお勧めします。

 

 

ありがとうございました。

横浜店 シン