先日久しぶりの入荷がありましたRutherfords。

入荷分はMusic Bag , 808 Lock Folio Case , Tongue Folio Case の3モデルでしたが、久しぶりに全商品のご紹介をします。

まずはRutherfordsについて簡単におさらいです。

９０年代後半に静かにその幕を閉じた名門「シャトルワース社」。同社の廃業から１０年以上の歳月が経過し廃棄処分寸前となっていた設備一式を購入。工具、型紙、機械関係をオーバーホールしスタートしたのがイングリッシュブライドルラッゲージブランド「ラザフォード」です。ピュアイングリッシュブライドルレザー、ソリッドブラスの金具、 アイリッシュリネンの糸など、可能な限り英国産の材料にこだわり、熟練の手縫作業を頑なに再現しています。

それではアイテムを紹介していきます。

まずはこちら。

Music Bag / ¥66,000-

元々はイギリスの音楽学校の生徒達がスコア（楽譜）を入れる為に使用していたバッグというのが名前の由来。

ハンドルが片側のみに付くというのが特徴的です。

負荷がかかるであろう箇所にはハンドステッチが見られます。

ライニングなしの１室仕様です。

806 Lock folio Case / ¥59,400 –

真鍮製の金具にENGLISH LEVER の刻印。

重厚感のあるフォリオケースです。

808 Lock Folio Case / 57,200-

806ロックと比べて控えめなサイズ感でシンプルなデザイン。

より上品な印象ですね。

Tongue Folio Case (L) / 49,500-

こちらは差し込みタイプのトング（タング）タイプ。

シンプルであり、なんといっても開け閉めが楽です。

上記の３アイテムはフラップの留め方が異なりますが、サイズは同じ。

雑誌やタブレットがスッポリ入るサイズ感になっています。

どれもアンライニング仕様の１室仕様。

どのタイプがお好みでしょうか。

次は昨年新たに展開が始まりましたこちら

Tongue Folio Case (M) / ¥44,000-

Lサイズ(右)よりもひと回り小さいフォリオケース。

こちらはA4がぴったりなサイズ。

女性でも使いやすい大きさなので、ご夫婦やカップルで色違いも宜しいかと。

最後にこちら。

Satchel Bag / 143,000-

こちらは大小２つの部屋があります。

留め具は806Lockを採用。

しっかりとマチがありますので収納力は十分です。

フラップには取っ手がついていますので、肩がけでも手持ちでも。

２WAYでお使いいただけます。

ショルダーストラップを留める金具も真鍮製と高級感があります。

スクールバッグがモチーフですが、ブライドルレザーで作製するこのバッグは

重厚感たっぷりでちょっと大人向けなカジュアルバッグです。

惜しくも英国の歴史あるメーカーが続々と廃業する昨今。

最近ですとホワイトハウスコックスが後継者問題で廃業となりましたね。

そんな中、生産国はもちろん使用する金具、革、糸にまでイングランド製に拘って製作するRutherfordsは本当に貴重なメーカーです。

要所要所を手縫いで作られるRutherfordsのバッグは工業製品のような精度はありません。

ですが、全体として見たときになぜかカッコよく映るんですねぇ。

どのモデルもシンプルで堅牢な作り。

靴と同じように育つのを楽しみながら長くお使いいただけたらと思います。

ありがとうございました。

横浜店　シン