英国靴の最高級品、エドワードグリーン。
キメの細かい革質はもちろんのこと、精巧な作りは修理するたびにため息が出るほどです。
今回お持ちいただいた靴を見てみると、
ソールには穴があいてしまっており、
つま先部分はウェルトのパーツまで大きく削れてしまっています。
ウェルトはアッパーとソールをつなげる大切な役割をしており、
アウトソールを縫いとめる為にステッチがかかる所なのですが、
これではアウトソールを交換することができません。
という事で今回はウェルト部分の巻き替えをした上で
オールソールをさせていただきました！
アッパーの革も少し乾き気味でしたが、
しっかりとクリームを入れることでツヤも出て、
本来の色をだいぶ取り戻すことができました。
少しクラックが入っているボールジョイントの部分も、
なんだか渋くてカッコイイですね☆
そして裏側はこのような感じ。
素材はしなやかで耐久性のあるドイツ製のレンデンバッハソールを使用し、
高級感のある２トーンでお仕上げいたしました。
さて、去年の年末にお送りさせていただいたダイレクトメッセージの有効期限も、
残すところあと少しとなりました！
有効期限は６月３０日までとなります。
お気をつけくださいませ。
ありがとうございました。