
【 J.M.WESTON 】JMウエストン 180 シグニチャーローファー リウェルト+オールソール(Cプラン) ライニング補修 アッパーケア
【 J.M.WESTON 】JMウエストン 180 シグニチャーローファー リウェルト+オールソール(Cプラン) ライニング補修 アッパーケア
Dec 07, 2025
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今回ご紹介するのはこちら。

J.M.WESTON 180 Signature loafer
言わずと知れたブランドを代表するモデルですね。
愛用されてる方も多いのでは無いでしょうか。
今回ご依頼いただいた方も、お気に入りの1足でつい履きすぎてしまったとお持ち込みいただきました。
それでは見ていきましょう。

見てすぐ分かるようにつま先部分のソールは削れてなくなっています。

さらにウェルトも削れてスクイ縫いが切れている状態。
裏から見てみると

このような感じ。
内部が見えていてダメージの深刻さがより伝わりますね。
先ほどのウェルト部分を見てみると

ウェルト本体の裂けも確認できます。
今回はウェルトの交換とソールの交換をしていきましょう。
続いてライニング。

こちらも使用に伴う摩擦によって穴が開き、芯材が見えている模様。
このままでは、芯材も破損し型崩れが進行してしまいます。
革当てして補強していきましょう。
仕上がりがこちら。


オリジナル通りレザーソールでオールソールいたしました。

サイズとウィズの刻印も打ち込みオリジナルに近い仕上がりに。

横からのバランスもバッチリ整っております。

削れが激しかったつま先もこの通りキレイに仕上がっております。
そして今後のことも考えスチールをつけて補強いたしました。

つま先のスチールは圧倒的に削れにくく、強度抜群です。

また、横から見ても目立ちにくく、フラットに仕上げるため見た目には気にならないと思います。
続いてライニング。

このように革を当てて補修しております。
なるべくライニングの色に近い革を選択します。

貼った革はこのように縫い止めて仕上げております。
オリジナルの仕様とは少し異なりますが、アッパーとも馴染むような色でなるべく目立ちにくくしております。
最後にアッパーをケアして完成。

しっかりと保革され自然なツヤで仕上がりました。

今回はウェルト交換+オールソール、ライニング補修、アッパーケアを行いました。
つい履きすぎてしまっても、お力になれることもございますので諦める前に一度ご相談ください。
皆様のご来店お待ちしております。
ありがとうございました。
青山店 網本






