季節によって履物を変えるのは当たり前のこと。

弊社にお持ち込みいただく物も季節によって変化があります。

寒い時期は紐履やブーツ。

暖かい時期はやはりスリッポンやサンダルの修理が多くなります。

特にこちらのサンダル、

エルメスのイズミール。

暖かくなり始めるとお持ち込みいただくことがとても多くなります。

このサンダルを見て

「あ、夏が来たんだな。」と感じることもしばしば。

今回はこちらのサンダルのソール補強のご紹介です。

過去にも何度か同モデルのソール補強については紹介したことがあります。

事例としては

このようにフラットなソールに対して5ミリ程度のラバーヒールを取り付け、ウエストからつま先部にかけてはハーフラバーにて滑り止め＋補強というスタイル。

新たにヒールを付けることで、すり減ってきた際にヒール交換という形で修理していくことができるというメリットがあります。

そして今回ご依頼いただいたものはこちらのスタイル。

ソール全体に薄いラバーシートを貼った「全面シートラバー」仕上げです。

Whole rubber sheet soles

ラバーシートを全面に貼ることで見た目をフラットに仕上げることができます。

なるべくオリジナルのデザインを崩したくないという方にはこちらのスタイルがおすすめです。

すり減ってきた際には、部分的な継ぎ足し修理で対応可能。

もちろん、全面の張り替えも承っています。

サンダルのソール補強をお考えの方、

「どんなスタイルで補強しようか…」と迷われている方、

ぜひご相談ください。

ありがとうございました。

新宿店 青山店 川戸