RED WING / Irish Setter カカトの修理。

RED WING / Irish Setter カカトの修理。

Dec 17, 2021

アイリッシュセッターのカカトを修理。

 

アメリカ産ワークブーツの定番、
そして90年代以降はアメカジの大定番となった、
レッドウィング・アイリッシュセッター。

 

オリジナルのトラクションソールは比較的軽く、
クッション性もあるので履き易いです。

しかし、アスファルトに対しての摩耗性はやや低め。

 

ですので街履きをするとソールが減っていくのがやや早いです。

実際にお履きになっていて、

「あれ?そんなに履いてないのに結構カカト減ったなぁ。」

そう思われた事がある方も多いのではないでしょうか。

店頭にいると、お持ちのアイリッシュセッターのカカトがすり減ったからと修理にお持ちいただき、
「カカトが減ったのでオールソールをお願いします。」と、『オールソール』のオーダーをいただく事がございます

そのお気持ちもわかります。

アイリッシュセッターはつま先からカカトまでフラットなソールになっています。
カカトがすり減ればオールソールと思う事もあるでしょう。

ですが、アイリッシュセッターのソールはカカトが減っただけでオールソールになる訳ではありません。

カカトだけの継ぎ足し修理が可能なソールです。

 

そこで今回は、

アイリッシュセッターのカカトを継ぎ足してお修理します。

 

前途したように、減りやすいのはカカト部分になります。

ヒールが減っていてもソール自体はまだまだお使いいただける事がほとんどです。

 

カカトだけ直せばまだ使えるソールをオールソールしてしまうにはもったいないですよね。
そこで今回はすり減ったヒール部部を継ぎ足してお修理します。

 

お修理メニューはこちらです。

https://www.union-works.co.jp/repair/vibram-sole-heel-attach/

 

実際のお修理後です。

 

いかがでしょうか。

継ぎ足したソールはオリジナルパーツを使用しているわけではありませ。
しかし、ほぼ変わらないパターンのソールを使いますので見た目の雰囲気を損なわずにお修理出来ます。

また、継ぎ足すソールにはしっかりとパターンがありますのでグリップ性も落ちません。

 

新しいパーツとオリジナルのパーツで、
色の濃淡は出てしまいますが履いていくうちに馴染んでいきます。

 

これでまたガシガシお履きいただけますね。

 

ワークブーツらしくガシガシ履いて、
カカトが減ったら継ぎ足しのお修理を是非ご利用下さい。

 

ここ数年人気が再燃してきているアイリッシュセッター。

久しぶり履こうとシュークローゼットから出すとカカトが減ってるという場合でもお修理出来ます。

ですが、何年か履いていないとソールが硬化している場合もあります。

その場合は是非お気軽にご相談ください。

 

ユニオンワークス新宿 フナヤマ