オールデン/ チャッカブーツにハトメを取り付ける
先日、ブログでご紹介させていただきました
オールデンのハトメ取り付け。
嬉しいことに、このブログを読んでいただ方々から、
「自分も紐穴が伸びないか気になっていた」
「ブログを読んでハトメを付けたいと思った」
というお声と共にお修理をいただいております。
ありがとうございます。
前回は、
定番モデルのプレーントゥ(#9901)でハトメの取り付けをご紹介しました。
今回も大人気モデルの１足。
オールデン / コードバン チャッカブーツ
こちらにハトメを取り付けます。
〜ハトメの種類〜
ここで改めてハトメのご紹介。
ハトメには
この２種類があります。
〜内ハトメ〜
靴の羽根の「内側」にハトメが付いています。
外側からは特に何か付いている様に見えません。
主にドレスシューズに見られるハトメの付けられ方です。
〜外ハトメ〜
靴の羽根の「外側」にハトメが付きます。
外からハトメが付いているが見てわかり、
カジュアル感が強いシューズやブーツに付いている事が多いです。
〜ハトメの効果〜
ハトメが内側か外側に付くことで見た目の印象が少し変わりますが、
どちらも紐穴が伸びていくのを防ぐ効果があります。
今回のオールデン / チャッカブーツに付けるハトメは、
前回のプレーントゥ同様「内ハトメ」です。
先ずはアッパーとライニングを解きます。
「内ハトメ」をセッティングし。
しっかりとライニングに固定します。
再度アッパーとライニングを縫い直し、
紐を通して
完成です。
いかがでしょうか。
ハトメが有ると無いとでは将来的に紐穴の伸びやすや、
広がりやすさに影響が出てきます。
今回のオールデン/ チャッカブーツの様に、
お手持ちのお靴に「ハトメ」が無い場合、
新たに取り付けをご検討されるのはいかがでしょう。
新品でも、履いてからでもお取り付けは可能です。
「内ハトメ」は見た目に変化を与えず、
靴の内側から、紐穴が伸びるのを防いでくれる存在です。
現状の靴の見た目を変化させたくない方にお勧めです。
逆に靴の見た目に変化を与えたり、
カジュアル感をプラスしたい場合、
「外ハトメ」を使っても良いと思います。
しかし、履き方や、紐の締め具合等によって紐穴の広がり方は変わります。
全員のハトメの無い靴の紐穴が必ず伸びるわけではありません。
先ずはお話だけでも構いません。
是非お気軽にご相談いただければと思います。
ユニオンワークス 新宿 舩山
