
【 Crockett & Jones 】クロケット&ジョーンズ SYDNEY シドニー リウェルト+オールソール(Cityソール)
【 Crockett & Jones 】クロケット&ジョーンズ SYDNEY シドニー リウェルト+オールソール(Cityソール)
Dec 30, 2025
誠に勝手ながら、以下の期間 UNION WORKS各店およびファクトリーは年末年始休暇を頂戴しております。
お客様にはご不便をお掛けいたしますが、何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。
2025年12月29日(月)~2026年1月7日(水)
※ベンチマークは水曜・木曜が定休日のため2026年1月8日(木)までお休み、渋谷店は土日のみの営業となります。
今回ご紹介するのはこちら。

クロケット&ジョーンズのシドニー
定番のローファーボストンと比べるとシャープな印象のラスト“341”を使用したローファーですね。
早速みていきましょう。

ソールはオリジナルのレザーソール仕様。

つま先、

かかと共にすり減りがみられ、そろそろ修理のタイミング。
部分的な補修をすれば問題なく履けそうですね。
しかし、今回お持ち込みいただいたきっかけは“ソールの薄さを感じる”との事でした。

見た目ではあまり分かりませんが、小石を踏むと痛みを感じるほどソールが薄くなっているようです。
改善するためにオールソールをしていきましょう。
オールソールでは新しいソールを再度縫い止めなければいけません。

しかし、現状では縫い代がなく、

サイドから見ても糸が見えている状態です。
このままでは、縫い直すことができないのでウェルト交換後にソール交換していきましょう。
仕上がりがこちら。


クロケット&ジョーンズ純正シティーソールを使用してオールソールいたしました。

ハルボロラバー社製のシティーソールは凹凸が少なくスッキリしていてローファーやドレスシューズとも相性抜群。

柔軟性、グリップ力の高いラバーを使用しているので履き心地も良く、優れたソールだと思います。

さらにブランドネームが入るのも嬉しいポイントですね。
交換したウェルトに注目して見てみましょう。

上から見てもしっかり縫うことができております。
また、縫い代を程よく残した状態ですので、今後の修理のことも考え仕上げております。

サイドから見てもこの仕上がり。
キレイに仕上がっていて安心感がありますね。
これでソールはバッチリ仕上がり、気兼ねなくお履きいただけます。

今回はウェルト交換+オールソールいたしました。
コンディションによっては、オールソールと共にウェルトの交換が必要な場合がございます。
構造的に複雑なパーツですのでご不明点があれば、お気軽にお問い合わせください。

店頭ではバラした状態や

半分に切った状態のサンプルもご用意しておりますので、より分かりやすくご案内出来るかと思います。
皆様のご来店お待ちしております。
ありがとうございました。
青山店 網本






