1901年創業のアメリカを代表するワークブーツブランドの一つでもある“チペワ”

履きこまれたワークブーツらしく、ラフアウトのアッパーが良い雰囲気ですね。

早速みていきましょう。

ヒールはそろそろ交換のタイミング。

ソールは一見問題ないように見えますが、時間が経っているため硬化しておりました。

せっかくなので、オールソールいたしましょう。

ライニングは激しく破れ、履き心地や型崩れに影響が出てしまうくらいダメージがございます。こちらも今後安心して履けるようにお修理していきます。

アッパーは全体的な色のくすみや汚れ、

シャフト部分の型崩れ等

こちらは水洗いでのクリーニングでスッキリさせましょう。

仕上がりがこちら。

Vibram #700

vibram#700を使用してソール交換いたしました。

ミドルソールもラバーを使用する事でソール全体に一体感が生まれていますね。

これでソールは完璧に仕上がりました。

続いてライニング。

元々の破れ部分は接着などにより整えた上で、革あてをしております。

Counter Lining

カカトへの足あたりはもちろん、見た目もかなり良くなったと思います。

型崩れ防止のためにも、穴が空いたら早めに補修しましょう。

最後にアッパー。

Cleaning

水洗いをすることにより、全体的な汚れが落ち発色が良くなりました。

before

after

また、目立つような黒いシミがありましたが、ある程度除去できました。　

before

after

長年放置したシミは、どんどん落としにくくなってしまいます。なるべく早めに手を打ちましょう。

紐も交換してシャキッとした印象に。

今回はチペワのワークブーツをオールソール、クリーニング、ライニング補修いたしました。

ソール、アッパー共に形が整いかなり見た目も良くなったのではないでしょうか。

ワークブーツなどのお修理も可能なので、お気軽にご相談ください。

ご来店お待ちしております。

ありがとうございました。

青山店