銀座店の滝口です。
キズの補修をご紹介します。
今回はエドワードグリーン のストレートチップです。
鋭利な物な引っかけてしまい、切りキズが出来ています。

周りはキズが無く、線のようにキズがあるので目立ちますね。
今回はキズが深い状態なのでパテ埋めが重要です。
革専用のパテ埋め剤を使って溝を埋めていきます。

パテが乾燥したあとはヤスリがけをします。
荒い番手から細かい番手まで、なるべく分けてヤスリます。かけ過ぎると芯材が出てくるので注意が必要です。
丁寧に少しずつ整えていきます。

【色の調合】
色合わせが1番大切な作業です。

修理後がこちら
完全にキズがなくなっている訳ではありませんが、だいぶ目立たなくなったと思います。

クリーナーで強くこすってしまうと着色部分が剥がれてしまうのでご注意ください。

アクシデントのキズはショックだと思いますが、出来る限り革の質感を合わせて補修いたします。
お困りな靴がございましたらご相談ください。
ユニオンワークス 銀座店 滝口
