【 Edward Green / BELGRAVIA 】 オールソール+クリーニング+ライニングのリペア+キズ補修

【 Edward Green / BELGRAVIA 】 オールソール+クリーニング+ライニングのリペア+キズ補修

Jun 16, 2022

エドワードグリーンのタッセルローファーといえばこのモデル。

ベルグラビア。

丸みを帯びながらもトゥシェイプがスリムな木型と

編み込まれたレザーレースが特徴的。

天候問わず様々なシーンで履かれ

長年オーナー様の足を支え続けたアウトソール。

ソールは大きく穴が空き中底も貫通している状態。

トップピースも積み上げの層まで大きくすり減っています。

サイドから見てもソールの使用感が見てわかりますね。

カウンターライニングは起毛していた革が潰れ

破れも見受けられます。

天候問わず着用していたということもあり

アッパーには雨染みも。

雨染み以外にもつま先の傷や色抜けも気になります。

今回はアウトソールとライニングの修理、

アッパーのクリーニングと傷の補修を行いました。

Dainite Soles

アウトソールは英国靴の定番

ダイナイトソールで交換させて頂きました。

ダイナイトソール特有の凹凸から生まれる高いグリップ力は

アスファルトをしっかりと掴み滑りにくいのが特徴的。

トップピースもダイナイトヒールで交換。

ちなみにダイナイトソールのこの凹凸は1900年初め頃から

ほとんど変わっていないそう。

それだけの年数存在できるのは

多くの人々に支持され続けたからこそではないでしょうか。

アウトソールが変わりサイドの雰囲気もシャキッとしましたね。

また貫通していた中底には中底の形に合わせて加工した革を

上に敷き補強させて頂きました。

革を敷くとサイズがタイトになるのでは?

と思う方もいらっしゃるかと思います。

確かにご依頼頂く直前よりはタイトなサイズ感になりますが

元々沈んでいた中底の上から革を敷いての補強なので

これまで履けていたのであれば

問題なく履けることがほとんどです。

どうしてもサイズ感が気になる場合は

薄めの革を選択することもできますので

お気軽にご相談下さい。

Counter Lining

カウンターライニングはオリジナル同様起毛革を貼り

トップラインのステッチを使い抜い止めていきます。

強度面で見ると銀面がある分表革の方が強いですが

起毛革の方が踵が抜けにくい特徴があります。

このようにシューレースのないモデルの靴の場合は

起毛革でお修理する方法もおすすめです。

アッパーの雨染みはクリーニングを施すことにより

きれいに落とすことが出来ました。

雨染みは長期期間が経過すると落としにくくなります。

もし雨染みができてしまった場合は

早目の対処が肝心です。

Scratch

つま先の傷も目立たなく仕上がりました。

色抜けしていた箇所も磨くことで補色され蘇りました。

今回はオールソールとライニング、中底のお修理

アッパーのクリーニングと傷の補修をさせて頂きました。

中底が貫通する程ソールが削れていても

今回のようにお力になれるケースもございます。

気になる点などございましたら

どうぞお気軽にお問い合わせ下さい。

皆様のご来店、心よりお待ちしております。

ありがとうございました。

青山店 中田