オールデン タッセルスリッポンのリペア

オールデン タッセルスリッポンのリペア

Jan 21, 2015

もう一月も後半、遅くなりましたが皆様 あけましておめでとうございます☆

後輩の山田をはじめ、この冬休み 海外や地方に旅行に行ったスタッフが多かった中、
自宅のある川崎市を一歩も出ることなく、静かに過ごしていた森田です★

今年もいろいろな修理例を紹介していきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。

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ALDEN BLK Tassel Slip-on 

スリッポンは夏のイメージがありますが、スエードだと冬の装いにも合いそうですね♪

見ての通り左足のタッセルが取れてしまっています(涙)

タッセルがほどけているだけなら縫い直せばすみますが、根元の革紐がちぎれてしまっています。

P1140393.jpgタッセルのつき方もいろいろあって、こちらは履き口周りに通してある革紐の先にタッセルがついているタイプです。

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今回は革紐が切れてしまっているところから、一番最初にアッパーに潜り込んでいるところで革紐を継ぎ足して修理します。

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こちらは修理後、右側の革紐が新しく継ぎ足したものです。

やはり質感は多少違いますが、知らない人が見れば修理してあるとはわからないと思います★

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継ぎ目の部分はアッパーに潜り込んでいるところなので、完全に隠れています♪

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革紐をすべて交換することもできますが、お値段もそれだけ高くなります。

今回は比較的近い革紐が用意できましたので、最小限の修理をご提案しました。

もうこの距離から見れば、全く修理されていることはわからない仕上がりですね☆

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こちらはJALANSRIWJAYA BLK ガラス革のタッセルスリッポン。

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先ほどのオールデンとは少し違って、履き口周りの革紐とタッセルのついている革紐が別になっています。

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サイド部分もちぎれかかっています、ついでにここも一緒に交換しましょう。

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こちらが修理後。

いい感じのガラス革がありました♪

かなり自然な仕上がりじゃないでしょうか☆

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もちろんサイドのちぎれかかっていた部分も完璧です☆

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やはりこちらもこの距離から見れば、どこを修理してあるのかわからないですね☆

出来れば取れたタッセルがあったほうが、お修理代が安く・仕上がりも自然になります。

万が一タッセルをなくされたとしても、タッセルそのものを作ることもできますので、ぜひご相談くださいませ☆☆

忙しくて店舗にご来店いただけない方も多いかと思います。

工場に直接靴を送っていただいてのお修理も大歓迎です。

How To Order :http://www.union-works.co.jp/contact/

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(工場 森田)