レペット ヒール作製

レペット ヒール作製

Jan 29, 2024

先日インドを旅してきました。

学生時代に読んだ沢木耕太郎の深夜特急。

中でもインドについて書かれている巻がお気に入りでした。

同書で綴られているのはカオスで魅惑的なインド。

同書を読んで以降ずっと行きたかったインド。

やっと行けました。

 

色々な都市を周ったのですが、

どこも小説で書かれていたものよりずっと近代的で少し拍子抜けな所がありました。

(40年近く前の本なので当たり前か。。。)

しかし所々作品通りな事もあり、何より国として活気があり、

ワクワクしっぱなし。

 

歩道に堂々と牛が歩いていたり

そこら中に猿がいたり

そういえばインドのバイカーは大体ロイヤルエンフィールドに乗っていました。

靴修理のおじさんも居たのですが、この後外れたヒールの取り付け直し?

をやっていました。

念願のガンジス川やタージマハルにも行けました。

朝焼けバージョンも

朝焼けは始まりの象徴。

ユニオンワークスは今年30周年。

何やら色々始まりそうな予感がします。

乞うご期待。

 

インドの話はここまでにして、

ここからは本業の紹介。

 

今回はレペットのヒール作製です。

右足のヒールが外れてそのまま紛失してしまったそうです。

 

左右差が出ないよう、左右共に作り直します。

 

仕上がりはこちら

    

オリジナルは接着のみでヒールが固定されていますが、

今回は釘も使ってしっかり固定しているのでそうそう外れません。

 

これで安心して履けますね。

 

皆様のご利用お待ちしております。

 

後日談

実はインド国内を飛行機移動した際に荷物を紛失した私。

帰国後、先輩に連絡。

「すみません荷物無くなったんでお土産無しです。」

先輩「お前自分探しに行って荷物無くしてきたのか?」

 

先輩に座布団一枚。

 

「自分探しに行って荷物と自分を見失って帰ってきました」

との返しをした自分にも座布団一枚。

 

 

最後までお付き合い頂き有難うございました。

 

横浜店 山田