Part 1 , Dead Stock Shoes / Church’s 2 Cities
Part 1 , Dead Stock Shoes / Church’s 2 Cities
Oct 28, 2021
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それでは今回集まった靴をご紹介していきたいと思います!
内容もバリエーション豊かに、お宝品から変わり種まで見ているだけでも楽しいラインアップとなっています。
そして今回は箱付きデッドストックに拘ってそろえておりますので、基本どれも極上品揃いです。
中にはとんでもない物もありまして、それには大トリを飾ってもらうかと思っております。
ということで、内容量が沢山なので記事もそれなりの数になるかと思います。
複数回に分けてご紹介してまいりますので、最後までお付き合いいただけましたら幸いです。
それでは早速始めていきたいと思います。
1発目を飾ってもらう靴は2都市のチャーチ、メッセンジャー。
これは前回もありましたが、今回は黒と茶が両方ご用意出来ました。
しかも、黒は紐も通していないような状態でした。
(撮影の為、通してしまいましたが)
2都市のロゴ
メッセンジャーは、82ラストというトウにボリュームのあるラストを使ったキャップトウになります。
サイズは75(7h)です。
73や173ラストと比べるとボリュームのある丸いトウが特徴的。
革やアッパーの状態は大変綺麗です。
私見ですが、2都市と3都市では作り込みの差がよく出ていると思います。
2都市と3都市の間で、一つ靴作りの時代が変わったような印象があります。
↑は、チャーチに限ったことではなく、80sあたりがひとつラインで、
靴づくりがだんだん現代的になっていく印象を持っています。(あくまで私見)
アッパーの釣り込みとか、整形に関することもそうですが、ソールの仕上げが全然変わります。
2都市のコバの仕上げはとても綺麗です。
ツメの出方も理想的。ウエルトのウイール(目付)も綺麗です。(2つ前の画像参照)
このモデルが特別なのか、チャーチとしては珍しいヒドゥンチャネル。
ウエストはラウンドに仕上げられているのですが、インサイドのみというのがまたいいです。
ヒールのトップピースはいつものチャーチの名前入りですが、字体が3都市の物とは違います。
個人的にアガるとこなのですが、ヒールの積み上げの上、ソールに斜めのラインが見えます。
これはソールが2ピースになっている印で、これくらいの年代以前の靴によく見られるディテールです。
これが分かりやすいかと思います。
パーツを効率よく取るため?でしょうか、1ピースにこしたことはないと思いますが、
勝手にスプリットヒールなんて呼んでいて、好きなディテールの一つです。
という事で1発目のメッセンジャー、勿論箱付き。
クリーム色の箱です。
メッセンジャーは実はもう一種類ありまして、こっちは紐も通してないそのままの状態にしてあります。
違いはココ。
スプリットになっていない点。それ以外は同じ仕様です。
サイズ、ウイズ、ラストも同じです。
撮影していて気が付きましたが、オマケで謎のタグが入っていました。
こういうのが出てくるのも面白いところの一つ。
一緒に入れておきます。
続きまして茶のメッセンジャーのご紹介。
基本色違いなので簡単にいきます。
アッパーの状態はこちらも〇
試着くらいはされたかな?という感じ。
革は、黒同様肌理細かく素晴らしい質。
立体的なラインがとても綺麗です。
黒でバックスタイルを忘れたので載せておきます。
フィット感の良さそうなヒールしてます。
ソールも同じ仕様。
コバの仕上げはほんとに素晴らしい。
茶はソックシートも茶です。
手書きの表示は色んな情報が詰まってて面白いです。
こちらもラスト、サイズ、ウイズすべて黒と同じになります。
同時期のメッセンジャーが黒茶で揃いました。
チャーチは規模が大きく生産数も多いせいか比較的球数ある印象ですが、
このメッセンジャーはなかなか希少性高いんじゃないかと思います。
しかも状態は極上とくればなおさら。
サイズが合う方、オススメです。
Church’s Messenger
¥99,000(¥90,000)
パート1はここまでにしたいと思います。
1発目で、長々書いてしまいましたが数もあるのでなるべくさっぱりとご紹介できるように努力します。
パート2に続く。
ユニオンワークス新宿 花田