Gorse Leather

Gorse Leather

Sep 15, 2012

先日チラリとふれたあの素材。

本日は・・・

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Gorse(ゴース?ゴーズ?) Leatherをご紹介いたします。

Gorseといえばシーシェイドというイメージなのですが、それだけではないんです。

今回は特に、、、

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MC?

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MCというGorseレザーのご紹介です。 こちらのモデルはシーシェイドと同じKeswickになります。

なぜMCというのか、、、

スミマセン、わかりませんでした・・・

いろいろわからないことの多いトリッカーズの中でも、とりわけこのGorseに関しては情報少なくわかりませんでした。

気をとりなおして商品のご紹介にまいります。

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パッと見、ふつーの黒とあまり違いがわかりませんが、MCの方が艶が少なくマットな印象。

手触りも、ペタッとネバリのある感触です。同じGorseでもシーシェイドとの違いはこのあたりでしょうか。

(左がMC、右が通常の黒です。)

もう少しよく見ていくと、その差が見えてきます。

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MC。

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スタンダード。

若干ですが、MCのほうが革に厚みがあります。トリッカーズ自体、割と全般的に革はしっかりとしている方ですが、Gorseは更に厚みがあり、しっかりとしています。

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履きこみサンプルです。

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シーシェイドと同様に、ある程度の艶は出てきますが色抜けはあまりしてませんね。

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こう比べてみると歴然ですねぇ。

革のアジを楽しむスタンダードとタフさのGorseという具合です。

ついでにシーシェイドもご紹介しておきます。

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「カニ」と言われ続けるボスのシーシェイド。

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この「カニ」のような赤さは赤のクリームを入れたことによるものですので、ふつーにケアをしていれば赤くはなりませんのでご安心ください。

ちなみにこのシーシェイド(C-Shade)、”C”ってなに?の問いにA,B,CのCとのこと。

過去、A-Shade、B-Shade・・・とあったとか、なかったとか。

同じ形の靴でも、Gorseを使ったものはモデル名を変えて区別するほど、特別に扱われているほど大事にされているようで、わからないことだらけです。

ただ、ひとつ言えることは、

と  に  か  く、

タフ!!

ということです。

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ヒビ割れがおきやすい個所もまだまだ安心感があります。

本来カントリーシューズというぐらいですから、条件の悪い場所を歩く為に耐えうるものでなくてはなりません。

かといって何もしなくていいかというわけではありませんが、、、、

シューツリーを入れて、クリームを入れる。

基本的なケアで十分です。

そうすれば、きっと長くつきあっていけるものになってくれるはずです。

一見、ふつーの黒と違いはよくわかりませんし地味ーな革だからでしょうか、、、意外と探すと売ってなかったりします。

なので、本来のカントリーシューズとしての魅力を持つGorseシリーズを買える場所でありたいと思いました。

より、使い込めてソールを直しながら履いていく。

そういったことが、イギリスらしさを感じられたり。。。

日本だからイギリスとは違いますけど、そういう自己満足も愛着を持って楽しむにはあってもいいのかなぁと思います。

より長く、足元を支えてくれる靴のご案内もしたいと思いました。

そういった思いもあり、タフさに的をあてて短靴シリーズをご用意いたしました。

シーシェイドだけではない、黒のGorse、MC。

渋谷店にてご用意いたしております。

ご興味お持ちになっていただけた方、お楽しみになってみてください。

渋谷店 花田