SANDERSのキャンバスシューズ

SANDERSのキャンバスシューズ

Jun 03, 2010

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青山店に入荷中のキャンバスシューズ、 早速チェックに行ってまいりました。

サンダースは由緒あるノーザンプトンのメーカーですが どちらかというと地味な存在です。
ポジションとしてはBAKERに近いかな。

バーカーのほうは数年前にアメリカの青年2人組により バーカーブラックというニューラインを立ち上げ、 エキセントリックなデザインがそこそこ話題になりましたね。

一方、サンダースはというと英国国防省の指定メーカーであり 軍のユニフォームシューズを一手に受注しているせいか、 新しいラインには消極的なイメージがありました。
そんな部分に惹かれる靴マニアもいるもので、 ある友人がここのギリーシューズを取り寄せたことがあります。
インプレッションを聞いたら、ゴジラの革のようだったと笑っていました。 現物は見たことないけど、ウ~ム、エキゾティック?

また、警察や軍向けのジョージブーツも手がけていて、 こちらは真っ当な仕上がり。
ユニオンワークスがトリッカーズに別注したモノに比べると まあ、かなりゴツいというかスマートさは感じられません。
まさに質実剛健が売りのメーカーなのでしょう。

と思っていたら近年、ブリックソールのカジュアルラインに かなり力を入れているそうです。いやあ、知らなかった。
ブリックソール(=アンツーカーソール=レンガソール)は ウォークオーバーダーティバックスで有名なせいか アメリカンなイメージが強いですね。
しかし、スェードアッパーとの相性がいいため 昔から英国製のカジュアルシューズにもよく使われてきました。
有名なのはC&Jのホワイトバックスで、故加藤和彦さんが サマースーツやデニムに合わせていたことを思い出します。
足もとの白と赤のコントラストが鮮烈な印象でした。

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青山店に入荷中のモデルはアッパーがキャンバス。
しかもスニーカーやエスパドリューのように ライニングも芯もまったく使用しておりません。
外見はクラシックなブラッチャーですが、足を入れた印象は まったくのスニーカーといっていいでしょう。
そのうえ、ブリックソールは軽さとやわらかさが持ち味ですから これからの季節、素足に履くと気持よさそうです。

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カラーはホワイトとブラックの2種類。
私は白のサマーシューズを数足持っているので どちらかというとブラックに惹かれます。
コーディネートは、白×グレーのシアサッカースーツでキマリ。
カジュアルなら黒のポロシャツ、カーキのショートパンツに 合わせるといいかもしれません。
肩の力が抜けたクラシックな装いにはぴったりです。
週末用のシューズとして1足いかが?

最後に中川代表からのメッセージ。
グッドイヤー製法ですからヒールもソール交換もできます。
修理できない靴は売らないユニオンワークスです。

サンダース キャンバスシューズ ¥29,400

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yo-c

ユニオンスタッフ新人各位

大先輩のyo-cさん記事から各自学ぶように。
青字は抜き打ちでテストしますので意味を答えられるように。
よろしく~