本日は、Repetto(レペット)のショルダーバッグ修理をご紹介いたします。

バレエシューズの印象が強いレペットですが、実はバッグも魅力的なアイテムが多いブランドです。
まずは簡単にブランド紹介から。
「Repetto」
1947年、ローズ・レペットがプロのダンサーのためのダンスシューズを作ったことからRepettoは誕生しました。
靴を裏返して縫い合わせる独自の「ステッチ&リターン」製法により、柔らかな履き心地と美しいシルエットを実現しているのが特徴です。
1956年にはブリジット・バルドーの依頼で赤いバレリーナシューズ「サンドリオン」を制作。
映画で着用されたことをきっかけに、世界的に人気のモデルとなりました。
現在もフランスの工場で伝統的な製法を守りながら、美しさと機能性を兼ね備えたシューズを作り続けています。
また、シューズ作りで培った技術や感性を活かし、バッグなどのアイテムも展開しています。
それでは修理のご紹介です。
今回ご相談いただいたのは、ショルダーストラップの根元が千切れかけている状態のバッグ。
片側だけでなく、もう片方も同じようにダメージが出ていました。
今回はストラップの長さに余裕があったため、裂けている部分をカットして取り除き、少し短くする形で補修を行います。
まずはストラップを本体から取り外します。
外したストラップは、裂け目のギリギリの位置でカットします。
その後、先端の形状を整え、オリジナルと同じように丸みのある形に仕上げていきます。
形を整えたら次はエッジの加工です。
仕上げ剤を塗り重ね、既存のエッジと質感を合わせていきます。
ここまでできたら、ストラップを本体に縫い留めていきます。
ただし、このバッグはもともとライニングにステッチが出ていない仕様のため、ライニングと表面を留めているステッチを一度解きます。
その後、表面のみにストラップを縫い付け、最後に開いた箇所を縫い直します。

もう片側にも同じ工程を施したら完成です。
仕上がりはこちら。


修理跡が目立つこともなく、自然な仕上がりになりました。
ユニオンワークスでは、靴の修理だけでなく、バッグや革小物の修理も承っております。
お困りの際はぜひお気軽にご相談ください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
横浜店 山田





