中川代表をファッションチェック、その1

中川代表をファッションチェック、その1

Feb 24, 2010

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しばらく会わないうちに、英国好きが嵩じて
中川クン、こんなになっちゃいました。
プラスフォアーズ(=ニッカーボッカーズ)は
若き日のウィンザー公も愛用した半ズボンで、
狩猟やゴルフ、サイクリングなど
用途によりシルエットが微妙に変わったりします。

英国でもほぼ絶滅に近いアイテムのようで、
彼の場合、古いコーディングスのコーデュロイパンツを
SARTOさんに持ちこみ、リメイクしてもらってるそうです。

合わせている靴はメリージェーンシューズ。
タンなし、ストラップ付きのスリップオンで
今日ではキッズ、レディスシューズとして一般的ですね。
名前の由来は、1900年代初頭の
アメリカンコミック、バスターブラウンの妹、
メリージェーンちゃんが履いていたところから、
こう呼ばれるようになりました。

しかし、そのルーツは英国貴族の履物で
主にセレモニーの際に履かれていたようです。

彼が愛用しているのはジョニーモークのデザイン、
トリッカーズメイドで、以前ロンドンで入手したもの。
きれいなアーモンドトゥとメダリオンが素敵です。

ジョニーモークは1990年くらいから活動している
英国のシューデザイナーです。
当時は伝統をベースにしたお洒落な靴づくりをしていた人で
私もブラウンのギリーシューズを愛用していました。
今日ではレディスシューズしか手がけていないのが寂しい。
G&Gより気軽に履けて、モードまで行かない程度に
ツイストが効いていて、しかし基本を外さない靴デザイナーの
登場を心から望みます。

トリッカーズは、なぜかこのタイプのデザインに
思い入れがあるらしく、今日でも少量ながら作り続けています。
小さいサイズは、渋谷店に度々入荷していますから
目をとめる女性のお客さんが増えるとたいへん嬉しい。

シェットランドのクルーネック、タータンのスカートに
アーガイルのホーズ、メリージェーンシューズの女性は
私や彼のような英国系日本男子にとって
ある意味、永遠の憧れです。

 

 

yo-c