トリッカーズ / ソール交換 x ダイナイトソール

トリッカーズ / ソール交換 x ダイナイトソール

Nov 16, 2021

今回お修理するのはトリッカーズを代表するモデル。
カントリーブーツ/M2508です。

定番中の定番といった1足ですね。

そして修理メニューも定番中の定番、
レザーソルからダイナイトソールへ交換です。

Dainite Soles

 

先ずはオリジナルの状態。

ソールに穴が空いている訳では無いのですが、

つま先、

ヒール、共にすり減っています。

このままレザーソールで履く場合は、
これ位のすり減り具合がお修理のタイミングです。

つま先の継ぎ足し、

Leather Toe Tips

 

ヒールの交換と、

Arrow Head

 

部分的な修理で済む状態でした。

 

 

しかし、今回はオールソール交換のオーダー。

 

 

こちらがソールの交換後になります。

 

ダイナイトソールが付いたトリッカーズも定番。
見た目的な変化は少ないですね。

ですが、レザーソールとラバーソールの履き心地は、
大きく変わります。

 

今回は、

「雨や悪路でもガシガシ履ける様に」、

「ゴツくなり過ぎないで、多少のドレス感も欲しい」

という様なオーナー様の使い勝手を考え、
ダイナイトソールのオーダーをいただきました。

「レザー」と「ラバー」
どちらの方が良いという訳ではありませんが、
履き方や使い方を考慮し、
お選びいただければと思います。

 

歩いている時、踏み込んだ時の
独特のしなり感がお好きな方はレザーに。

 

グリップ等の安定感が欲しい方は
ラバーにされる方が多いでしょうか。

 

トリッカーズは靴底を交換しながら長く履いていく靴。

お修理の際に次はどんなソールにしようかなぁと、
考えてみるのも革靴の楽しみの一つに思います。

 

店頭では「こんな感じで履けたらなぁ」という
お客様のご希望に合わせて、
修理メニューをご提案させていただきます。

 

お話だけでも構いません。
是非お気軽にご相談ください。

 

ユニオンワークス 新宿  フナヤマ