トリッカーズ オールソール
トリッカーズ オールソール
Mar 31, 2020
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今回ご紹介するお靴はこちら、
Tricker’s Country Brogue Boots
永遠の定番ブーツですね。
かなりご愛用されているようで、雰囲気のあるエイジングになっていてかっこいいです。
ヒールのみのお修理をご希望でしたが、
ソールのパターンが削れて、アウトステッチも所々切れかかっておりました。
ヒールのみの交換も可能ですがヒールが削り切れるまえに、アウトステッチが切れソールが開いてきたり亀裂がはいってしまう可能性があるため、今回はオールソールをご提案させて頂きました。
ラバーソールはオールソールのタイミングが分かりづらいですが、真ん中のパターンがすり減ったタイミングがソール交換のタイミングです。
雨の日によく着用されていたようで、アッパーの油分が抜け乾燥して色抜けしておりました。
乾燥するということはクラックの1番の原因になりますし、湿ったコバが乾燥しているアッパーに色移りしてしまうこともよくあるんです。
トリッカーズは雨に強い構造になっており、アッパーの革自体も多少雨に強いのかもしれませんがやはりそこは革は革。
雨などで濡れた後は乾拭きをしてあげて、定期的にクリームで保湿と補色をしてあげるといいと思います。
今回はソール交換、お磨きをさせていただきました。
仕上がりがこちら。
オールソールをしたことで、返りがついていたソールも新しくなり深く皺が入っていたアッパーもシャキッとしました。
元々ついていたソールと同じダイナイトソールでの交換をしました。
ダイナイトソールですが、英国の名門ソールメーカーであるハロルドラバー社が1910年から形を変えずに現代まで製造しております。
100年以上も前から支持をされている、実用性があり信頼のできるラバーソールです。
厚さも5mm程と薄めな為、ドレスシューズなども雰囲気を損なう事なくソール交換ができるのでおすすめです。
アッパーは油分が抜けきって乾燥していたので今回はモウブレイのデリケートクリームを塗り込み、サフィールのライトブラウンでお磨きをしました。
デリケートクリームは革の中にまで水分と栄養が浸透してくれるので、定期的に塗っておくことでクラックや乾燥は防げるかと思います。
指で直接塗ることで体温でクリームが温まり、より革に浸透しやすくなります。
ソールの厚みも戻り、コバにも艶があり綺麗に仕上がってますね。
今回は紐もちぎれかかっていた為、純正のトリッカーズの紐で交換しました。
お色も、ライトブラウン、ブラウン、ブラックがご用意がございます。
紐を交換するだけで、お靴の雰囲気も気分も変わるのでおすすめです!⭐︎
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