before in to the rack

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Apr 25, 2016

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エンジニアブーツの大定番レッドウィング。

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ややくすんだネイビーのスウェードが良い感じですね♩

 

ここ最近だいぶ暖かい日も多くなって来ましたし

こういったブーツを街歩きに履くシーズンはそろそろ終わりでしょうかねぇ。。。

『今期もお疲れ様、来季もヨロシク!』

と、来季に向けお靴をしまう前に

ダメになっている所をお修理してからしまうと

次のシーズンに直ぐ履けますのでオススメです☆

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今回はアッパーの革に問題は見受けられませんが

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カカトが減り過ぎてしまいました。

ここでカカトのお修理なのですが。。。

通常の革靴であればトップピースの上にある土台部分は革になりますので

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減り過ぎてしまった土台を革で継ぎ足してトップピースをつけます。

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しかし、レッドウィングは土台パーツの素材がプラスチック製なのです!

プラスチックに革を継ぎ足してお修理する事も可能ですが

継ぎ足される革とプラスチックは接着剤で接着されるだけですので

将来的に接着剤の劣化等で継ぎ足した革が取れて来るリスクがあります。

そこで今回はプラスチックの土台から外して

土台部分を一枚一枚革で積み直してのお修理しました☆

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見た目の雰囲気も損なわない様に新しく積んだ革のエッジはやや粗めに仕上げます。

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トップピースにはコチラもあまり雰囲気を損なわない様

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ビブラム#700をつけました♪

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これで次のシーズンも直ぐに履ける準備は整いました☆

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ロングブーツ等でこれからしまうお靴がありましたら

しまう前に軽くお靴をチエックしてみて下さい。

お修理必要そうであれば、お修理をしてからしまうのはいかがでしょうか?

青山店  フナヤマ