【ALDEN】1339 CHUKKA チャッカーブーツ ソール交換 ライニング補修

【ALDEN】1339 CHUKKA チャッカーブーツ ソール交換 ライニング補修

May 12, 2025

アメリカントラッドの定番といえば、やはりチャッカーブーツ。

その中でも王道をひた走るのがこちら。

ALDEN 1339

普遍的なデザインで、飽きがこないのが魅力ですね。

しかし、近年は革靴の価格が高騰し、オールデンも数年前と比べると驚くほど値上がりしています。

だからこそ、一足一足をしっかり修理しながら長く大事に履くことが大切です。

今回は、そんなオールデン1339の修理をご紹介します。

 

それでは修理前の状態確認から。

まずはソールの状態です。

中央部分が薄くなり、指で押すとペコペコと凹んでしまうほどの摩耗が見られます。

ヒールも積み革の上の方まで削れており、交換が必要な状態です。

さらに、ソールを縫い止めるためのウェルトも劣化し、指で触るとポロポロと崩れてくるほど。

カウンターライニング(かかと内側のライニング)にも穴が空いてしまっています。

アッパーに目を向けると、乾燥が見受けられ、ヒール部分のステッチにもほつれが。

これらの修理とメンテナンスを施していきます。

 

仕上がりはこちら。

リウェルトを含めたソール交換

オリジナルと同じダブルソールのレザーで仕上げ、ヒールもダヴテイル仕様に。

しっかりと厚みが戻り、シャキッとした印象になりました。

カウンターライニングの補修カウンターライニングには革を当てて穴を覆いました。

この部分はどうしても消耗が早い箇所なので、長く履くためには必須の修理です。

繰り返し修理ができるので、定期的に消耗具合をチェックすると良いでしょう。

 

ヒールステッチの縫い直しアッパーのステッチも違和感なく仕上がりましたね。

 

アッパーのメンテナンス

アッパーのツヤも見事に蘇り、ウェルトの交換によって張り出しの幅が戻り、迫力のある仕上がりとなりました。

 

いい感じに仕上がりました。   

 

ユニオンワークスでは靴の修理は勿論、カバン、革小物の修理も承っております。

是非一度ご相談下さい。

 

皆様のご利用お待ちしております。

 

最後までお付き合いいただき有り難うございました。

 

横浜店 山田