クロケットアンドジョーンズ オールソール修理
クロケットアンドジョーンズ オールソール修理
Aug 27, 2018
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今回お持ちいただいたのはCROCKETT&JONESの『CAVENDISH』。
タッセルスリッポンは、ドレススタイルはもちろん、カジュアルスタイルにも合わせやすいので、コーディネートの幅が大きく広がる、そんな1足ではないでしょうか?
それでは早速お靴を拝見していきます。
オリジナルのレザーソールは全体的に薄くなっていて、
つま先はウェルトギリギリまで削れています。
これ以上削れてしまうと、オールソールの際、ウェルトの交換が必要になってしまう可能性がありますので、十分にご注意下さい。
そしてアッパーにも傷が…
気を付けて履いていても、気付かない内に傷ついてしまうものですね…
トップピースもやや削れてきています。
カウンターライニングは破れて、革がめくれてきています。
履いている時は見えないのでわかりませんが、こうして脱いでいる状態だと結構目立ってしまいますね…
今回はソールのお修理とカウンターライニングのお修理を致します。
ソールは、つま先とかかとを部分的にお修理でも良さそうですが、ソールの中央がかなり薄くなり、履いていて地面を感じやすいとの事でしたので、今回はオールソールをする事になりました。
ここからはお修理後のお写真。
今回はオリジナルと同じ、レザーソールでオールソールしました。
ラバーソールの方が耐久性は優れていますが、レザーソールにしか出せない雰囲気や履き心地が、個人的には好きです☆
レザーソールは、Joh. Rendenbach社製のオークバークレザーソール、通称JRソールを使用しました。
革がよく締まっているため、耐久性に優れているところが最大の特徴です。
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つま先にはヴィンテージスティールをお付けしました。
ソールにはめ込んでお付けするので、横から見た際に、ヴィンテージスティールを付けているのが目立ちません。
ヴィンテージスティールを付けて、つま先の強度を格段に上げることができるのも、レザーソールの魅力の1つですね☆
アッパーの傷も綺麗になりました☆
傷の程度によっては、残ってしまう場合もありますが、今回は比較的綺麗にお修理する事ができました。
トップピースは、オリジナルと同じダヴテイルで交換。
飾り釘も、オリジナルを忠実に再現しています。
カウンターライニングも、オリジナルと同じように、裏革を使ってお修理しました。
ローファーやスリッポンのような、シューレースのないお靴の場合、シューレースを締められない分、どうしてもかかとが抜けやすくなってしまいがちです…
カウンターライニングが裏革だと、引っかかりが出て、かかとが抜けにくくなるので、靴によっては裏革でお修理されてみるのも良いと思います☆
まだまだ暑い日が続くこの季節、ローファーやスリッポンの出番は多いのではないでしょうか?
この夏お履きになって、ここが気になる、これは修理できるのか、仕様変更はできるのか、などなどありましたらお気軽にご相談ください☆
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皆様のご来店、お待ちしております。
ありがとうございました。