バケッタ風の加工

バケッタ風の加工

Nov 07, 2016

最近めっきり履かなくなってしまって、、、

ということでお持ちいただいたこちらのチャーチ。

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スエードのままでも十分にカッコイイのですが

お客様のご希望はバケッタ風の加工をして欲しいとのこと。

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ヒールはユニットタイプなので修理のタイミングがつかみにくいです。

このままでもしばらくは履いて頂ける状態ですが、今回は見た目も考慮し

ラバーヒールでお修理を致します。

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バケッタ風の加工はガラッと印象が変わるので、毎回ワクワクしながら作業を進めていきます。

果たしてこの靴はどんな一面を見せてくれるのでしょうか。

ここからはお修理後の写真。

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スエードだったことが嘘のように、変身をとげてくれました。

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ヒール周りの質感や色が似すぎていてわかりにくいかもしれませんが、

今回はシンプルに8ミリのラバーヒールを使用いたしました。

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今回アッパーの革には特に何も色を入れず、ニュートラルで仕上げました。

オイル分を含むだけでも色が大分濃くなります。

今後のお手入れはとても簡単で、通常のカーフ素材の靴と同じようにクリームで磨くだけ。

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一度この加工をすると元のスエードに戻すことはできませんが、

履かなくなってしまうようであれば、冒険してみるのも良いのではないでしょうか。

ありがとうございました。

新宿店 青山店 高野