BONCOURAデニム

BONCOURAデニム

Jan 12, 2018

先日ご紹介させていただきました、ヴィンテージに精通したデザイナー森島氏が手がけるブランド ”BONCOURA(ボンクラ)”

今回は弊社がセレクトした2型、そして森島氏の物作りにおける並々ならぬ拘りについてザッとですがご紹介させていただきます。

まずはこちら

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Levi’sの66モデル(1970年代頃)を基盤とし、比較的細めで腿から裾にかけて緩やかにテーパドが効いた”66”

サイズ : 26inch〜34inch
¥30,000+tax

続いて

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いわゆるLevi’sの501、太めのストレートなシルエットで男らしい一本。Vステッチ、隠しリベット、打ち抜きリベット、カンヌキ補強のない股のステッチなど随所にヴィンテージデニムならではのディテールをあしらった”XX”

サイズ : 26inch〜34inch
¥30,000+tax

デニムが出来上がるまでには
紡績(綿花から糸に)→ 染め → 機織り(生地を織る)→ 縫製 という工程を経て出来上がります。

BONCOURAのデニム生地は森島氏が原綿の配合段階から携わたり、約1年もの歳月をかけ100パターン以上の生地サンプルを試作し作り上げた、まさに森島氏の理想のデニム生地です。

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厚みはLEVI’S XX の中でも一部の期間だけ製造されたとされる15oz(一般的な物は12.5oz)の少し厚めでしっかりした生地となっています。

そして何よりもオリジナルLEVI’S XX(1950年代)デッドストック(現代ではなかなかお目にかかれません!)を横に BONCOURAデニムと見比べさせていただいた時は毛羽立ちやザラッとした肌触りの再現度の高さに驚かされました。

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またフロントボタンはもちろんのこと、革パッチやリベットまで有り物でなく全てがBONCOURAのオリジナル物。

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縫製にも強い拘りがあり、モデルや縫う箇所によって縫い方、ステッチの色、番手、ピッチまで変えています。

やらなくてもわからない、やってもあまり変わらないと省かれることが多い現代。

効率化かつコストダウンを図るため、有り物の材料を使ったりほとんどステッチを変えない製法が多くとられています。

このデニムが出来上がるまでに一体どれだけコストがかかっているのでしょう。。。

”俺が本気で欲しいと思うもの以外は世に出さない”と言っていた森島氏の抜かりのない拘りが伺えます。

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”履き込んだジーパンは自分の顔になる”

真新しいものが徐々に馴染み、履きやすくなり、自分だけの味がでる。革靴と通ずる点があります。

履き込む人や洗いの方法、頻度によって同じデニムでもここまで変化します。

”拘り”が随所に詰まったデニムを唯一無二、自分だけの物に育てみてはいかがでしょうか。

2型ともにユニオンワークス各店で販売しております。
webショッピングからもご購入可能です。

次回は実際の着用写真やもう少し細かいディテールをモデル毎にご紹介します。

ありがとうございました。

新宿店・青山店  シン