本日は、カゴバッグの修理事例をご紹介いたします。

カゴバッグといえば、夏の定番アイテム。

今回のお客様も、夏のシーズンに愛用されているとのことで、

オフシーズンに気になる部分をしっかり直しておきたいとのご依頼でした。

気になる箇所は「ハンドル部分」。

こちらのバッグは、ハンドルの芯にグログランテープが巻かれている仕様なのですが、

使用によりテープが部分的にズレてきてしまっている状態でした。

それでは直していきます。

まずはトップラインのステッチを丁寧に解き、内側のライニングを外します。

続いて、ハンドルも取り外します。  

外したハンドルのテープを一旦すべてほどき、芯材とテープの両方に接着剤を塗布して、

ズレないようしっかりと固定しながら巻き直します。

テープを巻き直したハンドルをバッグ本体に再度しっかり固定し、

最後にトップラインのステッチを元通りにかがり直して完成です。

ズレていたテープも元の位置にきれいに収まり、芯材もしっかり隠れました。

接着剤でしっかりと固定しているため、今後の使用においてもズレが起きにくく、

安心してお使いいただけます。

季節の終わりに、大切なアイテムをきちんとメンテナンスしておくと、来シーズンも気持ちよく使えます。

修理やご相談など、ぜひお気軽にお申し付けください。

皆さまのご来店・ご依頼を心よりお待ちしております。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

横浜店　山田