CROCKETT&JONES リソール リウェルト
CROCKETT&JONES リソール リウェルト
Jul 04, 2021
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革靴好きには辛いジメジメした天気が続いていますね。
わかります。あんまり革靴履きたくないなーなんて日が多く、ストレスが溜まりますよね。
しかし、表面の革に関しては一部の特殊な物を除き、水に濡れる前後にしっかりと正しいケアをすれば全く問題ないことがほとんどです。
要はケアが施せない箇所の保護さえすれば、雨を気にせず革靴を履ける機会がグッと増えると言うことです。
今回は雨靴としても最適と思った靴の修理紹介です。
クロケットジョーンズのグレインレザーを使用したモデル
先ずグレインレザーは傷汚れが目立ちにくく、
タフな革が多いため様々なブランドのカントリーラインで使われています。
シミなどの事後処理もしやすく、比較的雨にも強い革です。
ソールもオリジナルのラバーソールを使用していてコチラもソールからの水の侵入は気にしないで大丈夫そうです。
後は結構見落としがちな、ウェルトとアッパーの隙間さえ埋めれば完璧ですね。
一見するとフラットウェルトを使用していそうですが、
実は元々はスプリットウェルトが使われていたようです。
劣化によって部分的に立ち上がりが欠損してしまっています。
靴に縫い付ける前のスプリットウェルト
コチラは店頭でお客様に説明するためのサンプルなので短く裁断してあります
分厚めのウェルトに横から切り込みが入っており、それを立ち上げ起こした状態で縫い付けていきます。
この立ち上がりによってウェルトとアッパーの隙間が埋まり、水の侵入を防いでくれます。
今回はウェルトの交換も含めオリジナルになるべく近い仕上がりで、ソール交換させて頂きました。
磨きもかけました。
アッパーにもしっかりクリームを入れることで少しの雨なら弾いてくれますし、しっかり油分が入って保湿された革はシミにもなり辛いです。
ウェルトの立ち上がりもしっかり直ったので安心です。
Before
After
これで、またガシガシ履けますね。
元々別のタイプのウェルトが巻かれていても、
スプリットに変えることもできますのでご希望の方は是非ご相談下さい。
※靴の使用によっては出来ないものもございます
CROCKETT&JONES City Sole、純正ソックシート取り扱いしております。
http://unionworks.blog118.fc2.com/blog-entry-2918.html
http://unionworks.blog118.fc2.com/blog-entry-2937.html
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ご利用お待ちしております。
最後までお付き合い頂き有り難うございました。
青山店 横浜店 山田