カバン修理 グッチショルダーバック

カバン修理 グッチショルダーバック

Oct 24, 2012

靴は使えば底が減り、減ったパーツは交換していくもの。

だからこそ、交換すべきパーツは交換し易く作られているものです。

もちろん例外はありますが、高級なものほどその傾向は強くなります。

靴に並ぶレザーアイテムの代表格と言えば鞄ですが

こちらは基本的に壊れないように作られているように感じます。

そして靴のように履いて歩けなければならないと言う制約もないので デザインは多岐に渡ります。

痛む箇所も様々で、ファスナー交換以外は、ほとんど毎回手探り状態。

過去の経験を生かしながら行います。

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今回のカバン修理はこちら。

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年代物のグッチです。

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フロントの石はメノウでしょうか?高級感がありますね。

金具をカチッ。  っと留めた時に何とも言えない良い重さがあります。

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ハンドバックかと思いきや、元はショルダーバック。

ショルダーベルトが切れてしまったため、根元から切ってハンドバックとして使っていたそうです。

やっぱりショルダーにと言うことで元の長さや太さ、厚みもわからない状態からですが何とかやってみます。

このようなカスタムの場合細部は基本お任せですが、一つだけご注文を頂きました。

ショルダー部分がすぐにヘナヘナするのが嫌だから自立するようにして欲しい!

カチカチでも変ですからこの辺の加減が難しいところです。

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仕上がりはこちら。

カバン本体の作りと同じく、表も裏もサイド一周を折り込む仕様にして

ストラップの付け根よりも肩に当たる部分をほんの少し幅広にしています。

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革の光沢感も違和感なく、お約束通り折れ曲がらないショルダーが完成です。

今回は特殊なケースですが、鞄についてもお気軽にご相談ください。

( 銀座店 鳥海 )