今回お修理するのはこちらのベルト。

上の画像でお気付きの方もいるかと思いますが

今は亡きJabez Cliff(ジャベツクリフ)のベルトです。

ホールの横にある数字の刻印が特徴的ですね。

上質かつ肉厚なレザーにシンプルなバックルという質実剛健なアイテムです。

長年の使用によって伸びたとのことでカットすることになりました。

表記は34inch。

測ってみると長さは約89.5cm。

34inch≒86.4cmなのでお客様とご相談の上今回は3cm程カットすることにしました。

まずはオリジナルのステッチを切って

バックルやループを取り外します。

次に３cmカットして断面を処理したのち、バックルのツク棒が通る穴と（３cmカットなのでオリジナルの穴と繋がっています）

新しく縫う範囲の下穴を開けて

１目１目縫っていくと・・・

完成です。

今回はカットする長さが短いので

元々のステッチ跡や

バックルのツク棒が通る穴が残りますが

使用する際には隠れて見えません。

機能も問題ありませんのでご安心を。

大体のベルトは穴が5つ開いていまして、真ん中の穴（内からも外からも3番目の穴）でバックルを留めるのが理想。

長年の愛用で伸びてしまった時はもちろんですが

お店で自分のサイズが売り切れている時がありませんか？

そんな時は長いもの購入すれば大丈夫です。

オーダーメイドのように長さをカットできますので是非ご相談ください。

ベルトカット　￥3,850〜

※ベルトの仕様によってお値段は変わります。

ありがとうございました。

横浜店　シン