Shoe Care & Grasse / Glacage

Shoe Care & Grasse / Glacage

Jun 24, 2019

 最近、お修理と合わせて磨きのメニューのご依頼をいただく事がとても増えました。

中でもワックスにて鏡面磨きまでというリクエストが後を絶たないと言っていいくらい。

磨き専門のお店も増えて、今大注目の分野ですからね!

最近は毎日のように磨いてる気がします。

今日はその磨き、ケアということについて少し書いてみたいと思います。

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今回ご依頼いただいた2足のうちのこちらはエドワードグリーン。

赤めのワックスでの仕上げのリクエストをいただきました。

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もう1足はアルフレッドサージェントのVフロント。

こちらはまだまだ新しめな1足。

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所々に擦れなどが見受けられます。

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ヒール回りもしかりですね。

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それでは、まずは下処理&ベースケアを行っていきます。

ベースケアのクリームは、今回のブラウンにはこちらを使ってみたいと思います。

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黒は黒のクリームで。

クリーム前の下処理は表面の古くなったワックスを落としていくのですが、

ワックスは艶を出すのに必要なものなのでクリームの中にも含まれています。

ある程度はクリームを馴染ませて拭きあげることで取り除けますが、

時々はしっかりと取り除いていただく事をおすすめいたします。

(面倒でなければ毎回行っていただくとベストではありますが)

「ワックスは使ってないから」という方も、意外とワックスが溜まってた!

なんてこともありますので、ぜひやってみてくださいね。

ステインリムーバー、もしくは最近ではハイシャインクリーナーというものがありますので

それらを使って落としておきましょう。

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ということで、下処理とベースケアまで終えました。

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スレやムラが落ち着き、滑らかですっきりとした表情になりました。

何より油分が革にいきわたり、しっとりと柔らかな手触りに。

靴を永くお履きいただくためにはここが大変重要な工程であると、我々は考えます。

いかに硬化を防いでしなやかな状態を保つか、

ソールが直せたとしてもアッパーが早くにダメになってしまってはもったいないですからね。

さて、普段のケアはここまでで十分ではありますが、

今回のリクエストは鏡面磨きまで。

弊社ではグラサージュというメニューでご用意いたしております。

磨き終わりましたアフターが以下になります。

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分かりづらいですが、バーガンディーのワックスにてお仕上げしました。

ブラックはブラックのワックスにて。

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皺が入らない芯が入ったつま先と踵を中心に

ワックスを薄く幾重にも重ねるように磨き上げていきます。

正直、お化粧要素が強い内容かとは思いますが、

ぶつけやすいつま先と踵、軽く擦れたくらいであればワックスの層が

アッパーの表面を直接擦ることから防いでくれることも期待できます。

とはいえワックスが塗り重ねられた層ですから、

ケアの際、油分や水分をしっかりアッパーに行き届かせたいときは

ワックスは取り除いてあげましょう。

本日ご紹介しましたケアや磨きも承っております。

靴をいつも以上に綺麗にしていきたいような

ここぞ!という時などにお試しいただいてみてはいかがでしょうか。

皆様のご来店お待ちいたしております。

新宿店 花田